日産スカイラインがハイブリッドモデルを廃止。純ガソリンエンジン車に一本化

■ハイパフォーマンス仕様の「400R」に「ミッドナイトパープル」を追加

日産自動車は、2022年9月22日(木)にスカイラインの一部改良を実施し、10月末より発売します。

同社の看板スポーツセダンであるスカイライン。現行型は2014年2月に発売され、2019年のマイナーチェンジでは高速道路の同一車線内でのハンズオフを可能とした「プロパイロット2.0」をハイブリッドモデルに初めて採用していました。


日産スカイラインのエクステリア

なお、2022年8月31日にはハイブリッドモデルが廃止され、純ガソリンエンジン仕様のみになっていました。これによりエンジンは、304PSと405PSという出力の異なる3.0L V6モデルのみとなっています。


「GT Type SP」のブラウン内装

さらに、ハイブリッド仕様の廃止に伴いスカイラインの「プロパイロット2.0」も姿を消しています。それでも、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や「踏み間違い衝突防止アシスト」などのほか、「車線逸脱防止支援システム」などの予防安全装備が標準装備されています。


「400R」の新色「ミッドナイトパープル」

今回の一部改良では、最高出力405PS・最大トルク475Nmを誇る「400R」のボディカラーに「ミッドナイトパープル」を新たに追加。新色の追加に伴い「スレートグレー」は、カタログ落ちしています。

インテリアには、シックな雰囲気とプレミアム感を醸し出す「ブラウンインテリアパッケージ」が新オプションとして、グレード別設定されています。

最新のFRスポーツセダンと比べると、インパネや走りは少し古さを抱かせますが、FRらしいハンドリングと気持ちのいい加速は健在で、現行型もそろそろ最後の乗り時かもしれません。

●グレード&価格

「GT」:456万9400円

「GT Type P」:486万8600円

「GT Type SP」:514万9100円

「400R」:589万9300円

(塚田 勝弘)