3.持ち帰ったあとの保存方法について【自宅編】

美味しく魚をいただくには自宅に持ち帰ってからの処理も重要です。今回はなるべく鮮度を保ちつつ、長く保存できる方法をご紹介します。
大切なのは内臓やウロコなどを処理したあとにどうするかということ。

ポイントは主に2つあります。

 

①とくに血などの水分を徹底的にふき取ること

ウロコや内臓を取ったあとに魚を洗った水、お腹の血ワタもできる限りキッチンペーパーなどでふき取ります。
血と真水は魚を腐敗させる原因になってしまうので、保存する前にキレイにふき取っておくことが大切です。ヒレを切っておくとふき取りやすいので、差し支えなければハサミで切っておいて大丈夫です。


アルミホイルを敷いておくとキッチンが汚れにくいだけでなく、衛生的にもオススメです

 

②できるだけ空気に触れさせずに保存する

しっかり水分をふき取ったら、お腹にキッチンペーパーを詰め、ラップでぐるぐる巻きにします。こうすることで魚ができるだけ空気に触れないようにします。
そのあとは大きな保冷バッグに入れて空気を抜いたり、ビニール袋に入れて冷蔵庫に入れておくだけでOK。(できれば低温のチルド室がよいです)

あとは好きなときに食べるだけ!


私はいつも尻尾を切って保存しているんですが、こうすると魚体が小さくなって省スペースになるので便利です。尻尾の切り口からは血が少しずつ出るのでキッチンペーパーを当てておくと○

 

キレイに保存できれば釣ってから4~5日以上経っても魚をよい状態で保つことができます。
寝かせた魚は歯ごたえこそ落ちてしまいますが、寝かせることでより旨味が増し、モチモチとした食感で美味しいですよ~。
ヒラメや根魚といった白身魚なら1週間ぐらい寝かせても大丈夫なんですが、逆に青物など血の多い回遊魚はしっかりと処理しても腐敗しやすいことは変わらないので、あまり寝かせずにすぐ食べましょう。


しっかりと空気や水分に触れないようにしておけば、目の透明度や肌のハリなどもよい状態で保たれます

また、とくにクエのような大型のハタ類は血が少ない白身のため、3週間ぐらい寝かせることもできます。たまにペーパーやラップを巻き変えたりと、少し難易度は高いですが、上手くいけばとっても美味しい刺身が食べられるので、機会があればぜひチャレンジしてみてください。

※魚の鮮度は魚の種類(=身の種類)や保存状況にもよって変わります。必ずしも上記の通りとは限りませんので、寝かせる場合は状態を確認しながら、自己責任でお願い致します

 

魚を美味しく食べるための一番のポイントは「冷やす」こと。そこに血抜きや神経締めが加わるとより美味しく食べられるというワケなんです。
しっかりと冷やしこまれた魚は抜群の美味しさです。クーラーボックスが海水で重くなってしまうのが欠点ですが、とくに大きな手間がかかるということもありません。

釣った魚を美味しく食べたい! という釣り人のみなさん、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?