インテグラSJ(1996年)

SJ(意味深)

ホンダ インテグラSJ LXiクリーンエディション

1990年代半ば、ミニバンやSUVのラインナップが充実してRVブームの波に乗ったホンダでしたが、代わりにクリオ店、ベルノ店、プリモ店それぞれで売れなくなった従来車の穴埋めが求められます。

そこで便利に使い倒されたのが4ドアセダンのシビックフェリオ(当時はEK型)で、従来からのクリオ店向けドマーニに加え、ベルノ店でも新たにインテグラSJが登場。

車名のごとく、インテグラ4ドアハードトップの弟分的な位置づけで、「SJ」は「セダン・ジョイフル」の略でしたが、予備知識なしではインテグラのショート・ジュニア版など別な解釈も可能で、日本語に直すと良い意味ではありません。

そもそもオルティア顔のシビックフェリオ、あるいはオルティアセダンと呼ぶべきクルマに「インテグラ」の名は日産のローレルスピリット並に名前負けしており、そもそもマイナー車とはいえ、華を持たせる要素がなさすぎて困るクルマでした。

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