今は空気圧を高くする必要ナシ

「高速道路などを走行する時は、空気圧を高めた方がいい」という何十年前から伝わる言い伝えのような話があります。

たしかにタイヤの耐久性が低かった時代は、空気圧が低いまま高速道路を走行するとバーストしやすく、事前に空気圧を高めにする必要がありました。

現在ではタイヤの耐久性もあがっており、走る道路に区別してわざわざ変える必要はありません。どうしても高めの空気圧に設定したいという場合は、約1割程度のアップにとどめておきましょう。

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高速道路は眠くなりやすい?

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長距離や長時間を走行すると、ドライバーに疲労が蓄積して眠気を誘発してしまいます。しかし、疲労度などに関わらず、高速道路の走行中に突然眠くなってしまうという現象があります。

その名も「高速道路催眠現象」といい、景色の変わらない道路環境や運転操作の少なさから、意識レベルが低下して居眠り運転のような状態になったり、目は開いていても判断できない状態になったりすることを指します。

乗車人数が多いと、車内の酸素濃度が低くなって眠くなることもあるようです。

こうした現象を防ぐためには、こまめな休憩を挟んだり、定期的に窓を開けて車内を換気したりといった対策が有効です。