子鉄&親 戦いの夏「子連れスタンプラリーあるある」 大人の思う通りには全くならない!!

夏休みも間もなく折り返し地点。“子鉄”のお子さんを持つ親御さんにとっては、鉄道スタンプラリーで有意義な? 過酷な!? 夏を過ごしているのではないでしょうか。実は親子の大イベントかもしれない子連れの鉄道スタンプラリーを語ります。

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子どもは大人の思う通りにいかない生き物である

 鉄道会社のスタンプラリーは、夏休みの定番イベントのひとつ。筆者の息子は“子鉄”だったため、親子スタンプラリーも過去に数回参戦しました。しかし、一度もコンプリートできたことはありません。全駅制覇どころか、押せても5駅くらいで毎回“途中下車”するのが現実です。

 なぜか? それはひとえに、子どもという生き物が、「大人の思う通りに全くならないから」に他なりません。子連れスタンプラリーのリアルを紐解いてみましょう。

やる気のある子どもに付き合うのが本当に大変

 我が子が鉄道大好きなら、腹を括りましょう。やる気に満ち溢れ、目がキラキラしている以上、親は付き合うことが責務です。しかし、スタンプの数と親の疲労度は比例します。交通費もバカにならず、金銭的にも時間的にも、そして何より体力が激しく消耗します。

寝ないでくれ我が子… 寝起きの悪い子の相手が辛い

 年齢が低いほど、車内で寝てしまう確率は上がります。無理に起こせば不機嫌になり、起きるまで待つなら計画は頓挫。どっちも痛いので、「君が寝ちゃった場合はどうするか」を事前に話し合って決めておくのはどうでしょうか。やる気がある子ほど「起こして!」となるので、目覚めが悪くても奮い立ってくれることでしょう。

押したがるけど失敗… テンションがた落ちの子の機嫌取りが面倒

 筆者の子だけなのかもしれませんが、スタンプを押すのが下手くそなのに自分で押したいので、失敗するたび涙目、自暴自棄になり大変でした。解決策として、スタンプ用紙を別にこっそり用意しておくことにしました。子どもは無くしたり破いたりすることもあるので、スペアを準備しておくと安心です。