「アーバンフィッシング」の大ファンであるHEATの読者様こんにちは! コロナ禍において自分にとっての一番の変化の一つだったかもしれないのは、アーバンフィッシングから遠ざかったことかもしれません。ちょっと世の中の雰囲気的に街中で釣りはいかがなものかという考えもあったし、何より都市部での打ち合わせやイベント、仕事が激減したことで、そもそも気軽なアーバンフィッシングが楽しみにくくなっていました。

がしかし、ペーパービューでも感じることのできないリアルはやはりフィールドにしかないわけですし、ときには街へ繰り出してお仕事をしないといけないわけで…。いや、もう我慢も限界だということで、久しぶりにアーバンフィッシング再開でございます(笑)。
心待ちにしていた方も、全然待っていなかったという方も、ぜひお付き合いくださいませ。

久しぶりのアーバンフィッシングは大阪

久しぶりの取材の舞台、またの名を出張先という今回のフィールドは大阪。昔1年と少し住んだことのある街で、都市型の河川がいくつも流れる関西最大のアーバンフィッシングエリアと呼んでもいいでしょう。東京に比べると自由に歩ける水辺も多い印象で、僕にとって慣れ親しんだ東京湾「湾奥」とは似て非なる、どこか新鮮な場所です。
かなり早い梅雨明けの宣言とともに一気に暑くなった大阪。日常のなかにひっそりといきづく自然という非日常を求めて、ネオンに照らされる水面を「騒がせに」に行ってきました。



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今回の釣り仲間

大阪には年に数回、Huerco(フエルコ)の打ち合わせやイベントなどで訪れ、ありがたいことに大阪に住んでいたころの友人や行きつけのお店なんかも未だに仲良くしてくれるので、大阪への旅は毎回すごく楽しみなのです。しかし、今回はいつも付き合ってくれるペスカトーレが忙しいらしい…。そこで、ダメもとで誘ってみたら意外にも即OKだった高田さんが今回のパートナー!?


高田郁人:Huerco(ルーデンスフィールド)代表。どのような釣りでもこなすように見せかけ、酒に合う魚を釣ることを得意とする。また、釣った魚は自らさばき夜な夜な晩酌を楽しんでいる。釣り歴は長く、Huercoロッドの監修にも深く関わる

しゃあなしで声掛けてみた、みたいに書いてしまったけどフエルコの代表です(笑)。
僕は勝手に東京はシーバス、大阪ならチヌ! みたいなイメージがあって、チヌが釣りたいとリクエストしてみたら割とイージーな釣りになると返答が…。まあこの手の話は大体始まったらタフなので、話半分で聞きながらタックルを準備しました。

全然どうでもいい話だけど、僕がビールを飲むようになったのは高田さんとオランダのどこかの駅前のカフェで飲んだのがきっかけ。本当にどうでもいい(笑)。