はじめまして! 千葉県在住の高橋美英です。釣りが好き、釣った魚を食べるのも大好きな週末OLアングラーです。どうぞよろしくお願いします。

梅雨の時期になるとSNSでテナガエビの釣果をよく見かけます。エビ釣りと聞いて思い出すのは、子どものころにやったザリガニ釣り。割り箸の先にタコ糸を結んで、よっちゃんイカを付けて…楽しかったなぁ(笑)。
さてさて、今回は誰でもかんたんに釣って楽しい、食べて美味しいテナガエビ釣りのお話です。

まずはテナガエビを探してみよう!



6月中旬、近くの川にテナガエビ釣りに行ってきました。テナガエビは朝夕のマズメといわれる時間帯がねらい目。なのですが…、この日はのんびりお昼前に出発(笑)。
ちなみに「マズメ」とは、夜明け前や日没前後の薄暗い時間帯のことで一般的に魚がよく釣れるといわれています。


日中のテナガエビ釣りでは、水中の岩陰やブロックの隙間を探してみてください。このとき、偏光サングラスがあるとよく見えるのであれば持っていきましょう

テナガエビは消波ブロックゴロタの隙間など物陰に潜んでいることが多いので、まずは水中の岩陰を見てみることに。
「うーん…いないなぁ」と思いつつ、よーく目を凝らして見てみると、なにやら生き物らしき姿が。

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テナガエビ発見!!



おやおや? テナガエビじゃないですか!
発見となるとテンションが上がります。急いで仕掛にエサの赤虫をつけて、テナガエビの前に落とし込みました。

<仕掛とエサ>仕掛は市販品が便利。ウキタイプ(仕掛左)とシモリタイプ(仕掛右)があります。エサは赤虫(写真右)。イソメや紅サシでも大丈夫です。虫エサが苦手な方は、魚肉ソーセージやベビーホタテでも釣れますよ

 

…しかし、無反応(笑)。あれあれ? 見えてないのかな?
もう一度目の前に仕掛を落とすと、今度はテナガエビが近づいてきました。そして次の瞬間、仕掛につけたシモリが動きました!

「あ! くわえた!」

一気にアワせたくなりますが焦りは禁物。くわえて直ぐのこのタイミングではすっぽ抜けてしまいます。しっかりエサを持って口に運ぶまで我慢が大事。待っている時間は10秒か20秒くらいなのに、これがなかなか待てないんです(笑)。
そろそろかなと思ったら、すーっと竿を少し上げてみて、重さを感じたらさらにスッと竿を上げてアワせます。すると、プルプルっと気持ちイイ引きが手元に伝わってきます。このとき、もし竿に重みを感じないようなら、まだエサをしっかり口に入れていない証拠。そーっと竿を戻してみてください。テナガエビって結構しつこいので、またエサを取りにきますよ。


バッチリタイミングがあって釣れた嬉しい1匹。コツをつかむと次々と釣れますよ。ハリから外すときに大きなハサミで手を挟んでくるので気をつけて! 痛くはないんですけどね(笑)