レザパトに誤検挙される可能性も?

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完全無欠とも思えるレーザーパトカーにも弱点があります。レーザーパトカーに搭載されるレーザースキャン方式速度計測器は、適切な距離範囲内でなければ正確な速度計測ができません。そのため、速度超過の車を発見しても、肝心の速度データが取れない場合があるようです。

その結果、北海道警察の道警交通機動隊の警部補がレーザーパトカーに搭載されるLSM-100の欠点を補うべく違反速度データを捏造。2020年11月2日にそれが発覚しました。

レーザースキャン方式で計測するのは、パトカーと速度超過車両の相対速度です。そのためレーザーパトカーが停止している状態では違反車の超過速度が表示されますが、パトカーが走行中に停止した物体に対してレーザーを照射するとパトカー自身の車速が表示されます。

つまり、仮に違反車を発見して速度データが取れない場合でも、追走中に電柱などの障害物にレーザーを照射すると、速度超過データが捏造できるということです。道警の警部補はこの方法で、2019年8月から2020年5月までの約半年間に47件の取り締まりでデータ捏造を行い、また故意ではないものの7件の誤った取り締まりもあったと報道されました。

この事件から、パトカーに搭載されたLSM-100が高い確率で速度取得に失敗していることが伺えます。追いかけられるだけでなく、いわれのない違反や誤計測で罰則を受ける可能性があるのは、大変おそろしいことですね。

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探知機に引っかかりづらいレーザーパトに打つ手なし?

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北海道警察の不祥事は、LSM-100の性能の低さをカバーするための小細工であったと推測されます。このことから、運がよければ車速計測ミスでレーザーパトカーによる取り締まりを免れるケースもあるかもしれません。

しかし、正確に速度計測をされてさえしまえば、レーザーパトカーに追いかけられてあえなく御用となってしまいます。では、探知機に頼れないレーザーパトカーにはどう対処したらよいのでしょうか。

神出鬼没なレーザーパトカーとはいえ、レーザーを照射する構造上、張り込む場所が限定されてしまう欠点もあります。そのため、速度超過をしやすい長い直線道路沿い、かつパトカーを隠しながらレーザー照射できる適度な遮蔽物がある場所がレーザーパトカーにとってのベストな張り込みポジションになります。ただし、パトカーを視認しにくい夜間走行時はこの限りではありません。

また、直線路での前走車の不意なブレーキランプや、対向車からのパッシングもパトカーを知らせるきっかけとなるため、それらを見逃さないことも大切です。GPSによる車速計測機能付きドライブレコーダーも備えておくのも誤計測への有効な対抗手段となるでしょう。

もちろん、速度超過を犯さないことがもっとも有効なレーザーパトカーへの対処方法であることは言うまでもありません。

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