車の寿命は乗り方によって大幅に変わります。また、何を寿命とするのかで全く違った見方をしなければなりません。
寿命を考えるとき比較となる情報に、平均使用年数があります。普通車の平均使用年数は約13年、それに対し軽自動車は約15年と2年間もの開きがあります。
この情報だけを見ると、普通車よりも軽自動車の方が寿命が長いように思ってしまいますが、本当に普通車の方が壊れやすいのでしょうか。
今回は、普通車と軽自動車の平均寿命についての記事を書いていきます。乗り換えの参考にして頂ければ幸いです。
車の寿命は10年を軽く超えるようになった
使用年数で見る車の寿命は、軽く10年を超えるようになりました。最近の車を見てもらえば分かりますが、10年を超えていると思えないほどきれいですよね。
大きなトラブルもなく10年間乗り続けている人も多いことでしょう。10年間もの間大きなトラブルがないというのは、最近の車では当たり前ですし、トラブルがないのは普通だと思っている人も多いです。
トラブルなく10年以上車を使える理由は、高い製造技術と各パーツの強度や性能の高さからです。しかし、ここで「車って何年間使い続けることができるの?寿命は何年なのか?」という疑問が生まれてきますよね。
では、普通車と軽自動車に分けて使用年数をもとに考えてみましょう。
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普通車の寿命は?平均使用年数は約13年
2019年の時点で、家庭用普通車の平均使用年数は約13年です。ほとんどの方が13年ほどで普通車を手放しているということです。
この情報は、「自動車検査登録情報協会」が発表している平均使用年数を元にしています。
2005年から比較すると約2年ほど寿命が延び、年を重ねるごとに普通車の使用年数が増えていることが分かるでしょう。使用年数が右肩上がりの理由は、技術の進歩ももちろんですが、事故の減少も理由の一つ。
衝突軽減ブレーキやアイサイトなどのような運転を支援するためのカメラやレーダーの設置。また、バックカメラなども事故防止に役立っています。
このように、普通車を取り巻く環境が、使用年数に大きく関わっているのです。