新型クラウンの特許画像から市販型を予想

出典:日本国特許庁
トヨタは2022年6月20日に、新型クラウンの意匠登録を出願しています。
意匠登録には、ボンネットの色がボディカラーとは異なる色に見えたり、サイドドアにエアバンプのようなパーツを装着していたりといった特徴があります。このことからこの車両は新たに設定される2.4Lターボハイブリッドモデル「RS」だと予想します。
編集部は今回、この意匠登録とこれまで入手している情報をもとに市販型のイメージを作成しました。
トヨタが出願した新型クラウンの意匠登録についてはこちらに掲載
トヨタが新型クラウン意匠登録、デザイン判明!スポーティなクーペSUV風に
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歴代クラウン初のバイトーン採用

こちらが意匠登録をベースに、トヨタディーラーへの取材によって入手した事前情報を当てはめた予想イラストです。
RSのボディカラーには歴代クラウン初となるバイトーン(2トーン)を採用。専用色の「プレシャスレイ」は落ち着いたイエローとのことで、組み合わされるブラックはルーフのみならず、ボンネットやリア部分にまで及ぶようです。実際に車両を見たディーラーの営業担当の方によると、レクサス「RC F」のようなデザインだったといいます。

ボンネットに確認できるクラウンエンブレムはおそらく、今年4月にオーストラリアにて出願されていたエンブレムと同じだと思われます。かなりディテールが簡略化され、記号的なデザインへと変更されました。
ヘッドライトは昨年12月に公開されたBEVコンセプトなどに見られる左右繋がったデイライトを採用。シャープなヘッドライトと相まって先進的な印象を与えます。

白黒だった意匠登録と比較すると、かなり印象が変わって見えるのではないでしょうか。サイドエアバンプをなくし、ボディカラーをシルバーなどにしたら落ち着いた印象になるかもしれません。