右後部の窓枠

前回の記事で右側面の壁にパネリング材を貼り付けるところまでは終了していたが、このままではあまりにも中途半端。

そこで、ぶった斬ったままのような状態のパネリングの縁に、こんな材料に色を塗って額縁のような感じの窓枠となるように貼り付けた。

こうしてしまうと、内側から見ている限りは木枠の四角い窓のように見える。

外からこの裏側が見えてしまったら、結構変な光景になってしまうと思う。

しかし、窓のスモークフィルが結構濃い(自分が貼ったのではなく、元から貼ってあった)ため、外側から見ても裏側は見えず、内側がこんなことになっていることもわからない。

外からは全くのノーマル状態にしか見えなくて、なんだかギャップがあって面白い。

一見誘拐犯とかが使う怖い車に見えなくもない濃いスモークフィルだが、案外妙なところで役立ったりもするものだ。

そして、パネリング材の一番上に少し被るような形で取り付けてあった1×4材の上には、テラスのような形になるように後部座席の横まで一本の長い1×4材を取り付けた。

これで本当の窓枠のゴムの縁がちょうど隠れる感じになった。

そして、忘れて発車してしまうと大変なことになりそうだが、奥行きが9cmくらいあるからカップ程度は置くことができる。

赤いミニチュアカナディアンカヌーは寝るときにキーやメガネなどの置き場にする予定。

これは裏に貼った面ファスナーで固定しているので外すこともできるが、余程大揺れしなければ走行中に落ちることもないと思う。

ここまでの部分でちょっと重要なポイントがある。

窓をこのように覆う場合(この場合は窓の一部だが)、覆う材料が窓ガラス面に触れていてはいけないそうだ。

当然パネリング材も1×4も窓ガラスには触れないように固定してある。

もちろん吸盤で取り付ける(簡単に取り外せる)シェードのようなものなら問題ないが、窓ガラスに触れた状態で何かを固定してしまうと車検が通らなくなってしまうので、そこは注意が必要だ。

後部座席横の窓の部分はちょっと中途半端な感じになっているが、スライド式で開けられる窓なため、後のはめ殺しの窓と同じようなことをするわけにはいかない。

はめ殺しの窓の部分もまだカーテンを付けていない(方法は既に考えている)けど、後部座席横の窓にもカーテンを付けたいと思っているのだが、その決定的な名案がまだ浮かんでいないため、この部分の仕上げは少し先送りになりそうだ。

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車内右側に棚を設置していたときは棚の上がボードラックだったため床から天井まで全体を棚にすることはできなかった。

しかし、今回の改装でボードラックのない左側に棚を移設したため、天井まで使うことができるようになった。

上の画像は製作途中のものだが、天井まで全て棚にし、棚の前にはチェストを設置した。

このチェストは以前から使っていたもので、見た目は重そうに見えるが、実際には案外軽くて車用の家具に向いている。

完成した様子が上の画像。

最上段は跳ね上げ式の扉を付けて戸棚にした。

扉を開けるとこんな感じ。

扉の裏側が汚いけど。

上から2段目はこれまで通り。

引き出し式でここには物入れの箱を収納。

そして箱を下ろすとテーブルにもなる。

その下の段はこの秋口に導入した電気冷凍冷蔵庫の定位置にした。

ここも上から2段目同様に引き出し式にして、冷蔵庫を使うときはこのように引き出して使う仕組みだ。

棚の一番下にも扉を付けた。

ここはタイヤハウスがあって奥行きがあまりないが、サイズに合った箱などを入れればスペースを無駄にせず、有効に使うことができる。

この箱はかなり昔沖縄のサープラスショップで買った弾薬入れ。

奥行きも高さもちょうど良かった。