車上荒らしに遭わない為の防犯対策

車上荒らしに遭うまではあまり考えてなかった防犯対策。

その後改めて真剣に考えて、実践しているコト・取り入れたいコトなどを挙げてみたいと思います。

安全な場所に泊まる

日本ではあまり当てはまらないかもしれませんが、ヨーロッパでは、大都会の有名な観光地などでスリや車上荒らしの被害に遭うことが多いです。

都市部は気軽に停められる駐車場もあまりなく、駐車料金も高い、車も多い、渋滞もする、道も複雑。

どちらかと言うと、都市部へ車で行くのはデメリットの方が多いので、一番安心な防犯対策は、都市部には車で行かない事です。

それでも都市部に観光などで行く場合は、近場のキャンプサイトに泊まり、車はキャンプサイトに置いて、公共交通機関を利用して街に出るのが余計な心配をしなくて済むし、安心です。

夜、安心して眠れるのかそうじゃないかでは、かなり精神的に違いがあると思います。暗闇の中、車の周りで聞こえる物音や人影に「誰?何をしている?」などと心配しなければならない状況はかなり不安でストレスです。

都会のキャンプサイトは金額も高くなりますが、安心と安全をお金で買う。ゲートがありセキュリティ対策もしっかりとしたキャンプサイトに泊まるのが1番安心できます。命には代えられません。

大都会以外でも、キャンプサイトに宿泊しない場合は、その場の空気を感じて、少しでも怪しいなと思ったら、その場から移動して別のキャンプスポットを探すようにしています。

安全に旅するうえで私たち人間の勘は侮れず、少しでも「雰囲気が良くないな」と思ったら、その勘を信じるようにしています。

DIYで作るシークレットボックス

愛車をDIYする時に念のため作っておいたシークレットボックス。

車内の家具などは全て木製で作ったので、大量の現金や絶対になくしてはいけない書類などを隠しておける場所を作りました。

からくり屋敷のような感じで、パッと見てもよく見ても、絶対に分からないような作りにしてあります。

車内にシークレットボックスがあると、もしもの時にも盗まれる可能性が減るのでオススメです。

アラーム・防犯カメラ・犬

先述したとおり、私たちは爆睡している時に車上荒らしに遭い、すぐには気付きませんでした。寝ている時に強盗に入られるのは、恐怖でしかありません。

どうやったらこのような事態を避けられるのか、かなり考えました。

・アラーム

その後いろいろと防犯対策を考えて、寝ている時にドアが開いたら鳴るアラームを導入しました。少しでも危険な雰囲気がある所で使用しているのですが、アラームの安心感はかなり大きいです。

・防犯カメラ

まだ導入できていないのですが、愛車を離れる時に欲しい防犯カメラ。スマホでライブ映像を確認できて、万が一侵入者が入った時にはライトアップされてブザーが鳴り、アラート通知。

また、愛車とコンタクトを取り、侵入者に直接もの申せる防犯カメラもあるそうです!

・犬

車上荒らしに遭った後、1番考えたのが犬について。

もともと犬を飼いたいという話はあったのですが、防犯対策でも犬がいるとアラームよりも安心だよねという結論に至りました。

犬種にもよりますが、ガードドッグとして活躍している犬もいて、彼らは野生の勘で危険を察知する能力にたけているようです。

バンで大型犬を飼うのは厳しいので、相棒はふわふわで小さくかわいいけれど、ガードドッグとしても活躍するジャックラッセルがイイねという話で落ち着いています。

実際にたくさんのキャンパーが犬と一緒に旅をしていました。旅の相棒に、ステキなパートナーになる事間違いなしですね。

カギ穴・南京錠・カウベル

こちらは実践していませんが、防犯対策として考えたことのひとつでもあります。

・カギ穴

フロントシートのカギ穴から侵入されたので、カギ穴をカバーできる物があればより安心だなと思いました。

・南京錠

アメリカでバンライフをしている方がしていた対策で、外からドアが開けられない様にチェーンと南京錠で確実にロックしている様子を見かけました。

少し面倒なので実践していませんが、本当に危険な地域では有効だなぁと思った方法です。

・カウベル

カウベルとは牛に付ける鈴のようなもの。

就寝時にフロントドアの両サイドをチェーンで開かないように内側からロックして、もしドアを開けようとしたら音が鳴るように、カウベルなど音が鳴るものを付けておいたら寝ていても気付くんじゃないかという発想ですが……。コチラも面倒で実践していません。

車内にいる時に使える車用のアラームがあれば、カウベルは必要ないですね。

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車上荒らしに遭わないために普段から気を付ける

最悪の場合、身の危険もある車上荒らしや強盗。

考えたくもないですが、最悪の場合を想定して、普段から気を付けて行動することが大切だと、実際に車上荒らしにあってから気付きました。

世界は優しい人たちで溢れていますが、中には危険な人もいるのが現状です。特に、路上や公共の場で車中泊をする場合、誰が、何をするかなんて誰にも分かりません。

窓を割られて侵入されたらどうしようもないですが、被害に遭わないようできるだけ普段から気を付けて行動し、防犯対策もしっかりと行うことは本当に大切です。

1番安全で、余計な心配もしなくて良いのはキャンプサイトに泊まる事ですが、旅先で気に入った場所がそのままお家になるのがバンライフ・車中泊旅の醍醐味でもあります。

安全で楽しいバンライフを送るためにも、防犯対策はしっかりと考えておきましょう。

皆様が安全でステキな旅をおくれますように!

ライター:Betty

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