始動スイッチを左に配置する車種が増えている?

クラウンの内装。イグニッションスイッチ(青いボタン)はハンドル右側にある。

かつて自動車のエンジンをキーで始動させていた時代、多くの国産車はキーの差込口がハンドルの右側(運転席ドア側)に配置されていました。キーレス車が普及し、スイッチ式が主流になった今でも右側にエンジンの始動ボタン(イグニッションスイッチ)を配置している国産車は多いです。

しかし近年、トヨタ車では右ハンドルでも左側にイグニッションスイッチを配置する車種が増えているといいます。その理由をトヨタディーラーの営業担当の方に伺いました。

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なぜ右ハンドルなのに左に始動ボタン?

カローラクロスの始動ボタンはハンドルの左側に。

右ハンドル車にも関わらず、センターコンソール側に始動ボタンを配置する理由として、エンジンスタートからシフトレバーに手をかけるまでの流れをスムーズにしたいという意図があります。

ディーラーの方が言うには、上記理由に加えてこれに加え、「車両が盗難に遭う可能性を減らす目的」もあるとのこと。

海外では日本よりも防犯意識が高いため、トヨタでは世界戦略車から優先して始動ボタンをセンターコンソール側に配置しているようです。現に過去3年間で発売したトヨタの世界戦略車をみると、ヤリスやカローラ、ランドクルーザーなど、どれも右ハンドルにも関わらず左側に始動ボタンがあります。

盗難被害の多いランドクルーザーではさらなる工夫も

ランドクルーザー300系は左側に配置していることに加え、指紋認証機能も搭載

日本損害保険協会が発表する「盗難に会いやすい車種」1位であるランドクルーザーは、先代からすでにボタンを中央に配置していましたが、昨年発売した新型ではさらに機能を追加。新たに指紋認証機能をオプションで設定したことで話題になりました。

今後、トヨタの新型車の内装を見る機会があれば、始動ボタンの位置を気にしてみるとまた違った面白さがあるはずです。

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