スパイスは「照明」と「グリーン」で
キャンピングカーやモーターホームも家と同じく寛ぐ時間帯は「夜間」です。
日中は移動や遊びになると思うので、一番滞在時間が長い夜の車内をどう演出するか?
それも楽しみの一つではないでしょうか。
私のこだわりはズバリ「照明」。
非日常を楽しむための車内だとすれば、そこのお手本は「ホテル」や「旅館」などのように、照度を落とした落ち着きのある空間づくりが大切です。
まず車内の照明の電球を温かみのある「暖色系」の物に交換しましょう。
LEDの物も多く出回っているので消費電力も心配ありません。
個数や位置も考慮して空間全体に「陰影」を設けることで、見えるところと見えないところが出来、奥行きを演出することができます。
明るさを得るだけではありません。
敢えて「魅せる」ことが目的の灯りを取り入れることで安らぎの空間を目指しましょう。
前述の通り、目指すのは寛ぎの「お部屋感」です。
取り入れる雑貨や寝具もアウトドア用の物からステップアップしてみてください。
特にキャンピングカーやモーターホームならばサイズさえ合わせれば、お布団なども家庭用の物はとてもリーズナブルですし、快適性も寝袋より上だと思います。
そして車内を絵や写真、緑で飾ってみましょう。
雑誌の切り抜きや写真をプリントした物でも良いですし、お気に入りのテイストにあっていればポスターなども。
さらに上級テクニックとしてお勧めなのが「観葉植物」を飾ること。
雑貨量販店等で手に入る「造花」(フェイクグリーン)が最適です。
最近売られているものは本当に驚くほどの出来栄えで、センスもよく鉢や花瓶などもついている物が沢山売られています。
車内をフェイクグリーンで彩れば、お部屋のクオリティはグッとアップすること間違いなしです。
走行中に倒れたり破損しないよう、両面テープ等で固定することはお忘れなく。
自分でDIYできることから、プロに依頼して大きく変えることまで、さまざまな楽しみ方ができる「インテリア」。
シートやソファーの張替えや、内装レイアウト変更などの大幅なリフォームは、お家を建てるようなワクワクを味わえますし、プロに依頼した出来上がりはきっと想像以上になるでしょう。
今回ご紹介した自分でできる「お手軽改装術とインテリア装飾」ならば、お休みを利用してちょっとづず楽しんで頂けるのでは無いでしょうか?
まずはご自分で「どのような内装にしたいのか?」など夢を膨らませてみてください。
コツコツ自身で作り上げるもよし、プロに依頼して理想を作り上げるもよし。
より良い寛ぎの空間で楽しい車中泊ライフを実現してみてください。
ライター: D.style