「MR2の復活を!」ファン待望のミッドシップスポーツカー

トヨタがかつて販売していたミッドシップレイアウトの2人乗りスポーツカー「MR2」が復活するかもしれないという情報が海外メディアTHE DRIVEから発信されました。

MR2はトヨタが1984年から1999年まで、2代にわたり製造・販売していたスポーツカーで、国産メーカーとしては初めてミッドシップレイアウトを採用した市販車です。1999年にバトンタッチした後継モデルのMR-S(海外名:MR2スパイダー)も2007年に生産を終了。以後、現在に至るまでトヨタからミッドシップレイアウトの市販スポーツカーは登場していません。

しかし、86をはじめとしたスポーツカーを続々と発売しているトヨタ。刺激的なハンドリングを求めるスポーツカーファンからは、「MR2の復活はまだか?」という声も挙がっているようです。

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特許の情報からMR2復活を予想

車体のモノコック構造
出典:www.thedrive.com

車体のモノコック構造
出典:www.thedrive.com

海外メディアTHE DRIVEはトヨタが2020年1月下旬に出願した車体のモノコック構造に関する特許の申請について触れており、このモノコックは耐熱性が異なる複数の樹脂を組み合わせたものであることに着目。

バッテリーを搭載する場所の確保、場合によっては高温になるエンジンを搭載する場所の確保などが目的であるとし、このようなカーボンファイバー製モノコックを使う車種として2021年12月14日に発表されたトヨタのコンセプトカー「スポーツEV」を挙げています。

トヨタ スポーツEV コンセプトカー

スポーツEVは、トヨタが発表した「ライフスタイルBEV」のひとつで、GRブランドから発売される可能性が示唆されているスポーツカータイプのBEVです。

スポーツEVも含めライフスタイルBEVは今後数年以内に発売を予定しているとアナウンスされていることから、このスポーツEVはMR2の後継モデルとなるのではないかと見る声もありました。