PCVバルブが詰まったり不調になるとどんな症状がでるの?

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PCVバルブの故障では、さまざまな症状が発生しますが、そのなかでも分かりやすい症状を3つご紹介します。

マフラーから白煙が出る

マフラーから大量の白煙が常に出ている場合、PCVバルブの故障である可能性が高いです。エンジンオイルを大量に燃焼しているため、このような症状が現れます。

アイドリング不調

アイドリング不調も、PCVバルブである可能性があります。しかしアイドリング不調の場合、PCVバルブが原因でない可能性も十分考えられます。

エンジン内、インテークマニホールド内の圧力をうまく制御できてなかった。エンジンオイルをたくさん含んだブローバイガスによって、大量にエンジンオイルが燃焼室に入り込みスパークプラグの失火状態が発生しているなどが考えられます。

加速不良

加速不良もPCVバルブの故障で発生する症状です。

例えばターボ車では、PCVバルブが閉まった状態での固着や詰まりによって、ターボのオイル漏れが発生し、ターボ不調が発生してしまうケースも考えられます。

PCVバルブが固着気味だった場合は清掃で直ることもありますが、時間が経てばまた再発するので、早めに交換しておきましょう。

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