スマホ決済はバーコードを読み込むだけ! しかも手数料無料で高還元率

©patchii/stock.adobe.com

近年の主流はスマホによる電子マネー決済です。「PayPay」「au PAY」「d払い」などのスマホ決済アプリを使えば、納付書のバーコードを読み込むだけで自動車税の支払いができます。おまけに手数料は掛からず、しかも高還元率で非常にお得です。しかし2022年度は昨年までとは状況が一変している点には注意する必要があります。

ドコモ回線のスマホで使える「d払い」や「PayB」「モバイルレジ」などは、そもそも自動車税の支払いでのポイント付与がありません。

「PayPay」も、2022年4月1日から自動車税および軽自動車税ではポイント付与の対象外となり、「PayPay STEP」によるボーナスも対象外となったため、昨年まで利用していた人は注意が必要です。

このようにスマホ決済を取り巻く環境は著しく変化しています。2022年度にスマホ決済で自動車税を支払うなら、この時期にあわせてキャンペーンを実施している「au PAY」と「FamiPay」をおすすめします。

au PAYは5月31日まで1.5%還元&キャンペーンを実施

スマホ決済アプリ「au PAY(請求書払い)」では、2022年5月1日~31日までの間に5,000円以上利用をすると、抽選で1万名に1,000Pontaポイントが当たるキャンペーンが実施されています。

期間中は、通常の1.0%+請求書払いの特別還元として0.5%が加算され、還元率は1.5%になります。チャージはau PAYカードはもちろん、JCBブランドの一部を除くほとんどのクレジットカードが使用できポイントの二重取りも可能。2022年度にもっとも安定したリターンを望めるのが「au PAY」による支払いです。

ファミリーマートのFamiPayなら抽選で2,000円が当たる

ファミリーマートでは2022年5月1日~31日と6月1日~30日の2回に渡ってキャンペーンを実施します。

対象期間中にファミマのスマホ決済アプリ「FamiPay」の「請求書払い」で自動車税や公共料金、ネットショッピング代金などを支払うと、1等2,000円相当の期間限定FamiPayボーナスポイントが1,000名、2等500円相当の同ポイントが6,000名に付与されます。

ただし「FamiPay」では、税金や公共料金の支払いは通常ポイント付与の対象外であることには注意しましょう。そのかわり請求書払いでは期間限定ポイントである「FamiPayボーナス」10ポイントが付与されます。

チャージはファミマTカードを含むJCBブランドのクレジットカードからに限定されているため、これらのカードを利用している人は「FamiPay」での支払いがおすすめです。また長期に渡って実施しているため、自動車税以外の支払いも行う場合はそれだけ当選チャンスも増えるということです。

(広告の後にも続きます)

車検時期が差し迫っている場合のキャッシュレス決済には注意!

©takasu/stock.adobe.com

自動車税および軽自動車税は、現金で支払うよりもキャッシュレス決済のほうが断然お得です。しかし、車検が差し迫っている場合には現金納付をおすすめします。

車検時には納付書の半券である自動車税の納税証明書の提出が必要であり、手元に証明書がない場合は車検が受けられません。普通車の場合は証明書が電子化されたため提出は不要ですが、キャッシュレスでの決済情報は反映までには2〜3週間かかります。

軽自動車の場合は紙面による納税証明書が必要であり、原則として納付先の市区町村役場が証明書を自宅へ郵送してくれるものの、車検までの間に送られてくるとも限りません。

自動車税および軽自動車税の納付時期と、車検時期が重なる場合には、キャッシュレス決済ではなく、コンビニや金融機関などを利用して現金で納付しましょう。

軽ユーザーは注意!軽自動車税は納税証明書が必要!キャッシュレス決済はどうなる?

自動車税を滞納してしまった時はどうする?滞納するとどうなる?

売却済みの車の納税通知書が届いたら店舗や相手に連絡を!