ロッドを持ち運ぶとき、少なからず破損してしまうリスクが伴ないます。
釣りを楽しむのに大切なアイテムですから、無事にに釣り場まで持ち込み、使い終わったら確実に持ち帰りたいものです。
そんなロッドを守ってくれるのが、ロッドケース。
ここでは、ロッドケースの特徴や選び方、おすすめのアイテムについてご紹介しましょう。
ロッドケースの役割って何なの?
ロッドケースとは、大切にロッドを破損などから守るための収納ケースのことです。
傷や汚れが付いてしまうのも防いでくれるので、ぜひ活用したいアイテムのひとつでしょう。
いったいどんなタイプがラインナップされているのか、ピックアップしてみます。
①ハードタイプ
ロッドケースの外殻が、アルミニウムや強化プラスチックで構築されているケースです。
外からの衝撃に対して、じゅうぶんな耐性を誇るので、飛行機や船に積み込んでも安心して釣り場まで運べるでしょう。
複数本のロッドを同時に収納できますし、持ち手なども付属していて運びやすさも考慮されているものが多いです。
実際にハードタイプのロッドケースを使ってみると、繊細なロッドティップをしっかり保護してくれる印象があります。
ただし、外殻がガッチリしている分、トータルウエイトが重くなってしまうデメリットが発生。
クルマに積んで運んでいる間は気にならないのですが、一旦手に持ってしまうと、長い移動距離を持ち歩くのは結構辛いかもしれません。
ハンドルやショルダーストラップが付いているものが多く、それらを利用して釣り場まで迅速に運ぶようにしましょう。
②セミハードタイプ
ハードケースと比較すると、やや硬さが緩和された外殻で出来ているロッドケースです。
厚めで硬めの布を用いたり、生地の間にプラスチックなどの樹脂製板が挿入・補強されたタイプと考えてください。
軽めの衝撃なら、じゅうぶんロッドを守ることができるでしょう。
耐性ではハードケースを下回りますが、トータルウエイトが軽くなるため、持ち運びそのものはとても快適になるメリットを持っています。
販売されているアイテム数は多く、カラーバリエーションも豊富です。
③ソフトタイプ
外殻が布地なので、衝撃には弱いロッドケースです。
ロッドを傷やホコリなどから守ってくれるのみですから、簡易的な収納・保護アイテムととらえたほうがいいでしょう。
ただし、他のタイプよりも軽くて持ち運びしやすいメリットを持っていて、ロッドを取り出した後は折りたためて保管スペースを取らないのが嬉しいです。

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ロッドケースの選び方を知っておこう!
ロッドケースの選び方について、知っておきましょう。
まずは、長さ。
あまりに短いロッドケースなら、収納したいロッドが収まりません。
逆に長過ぎると、収納したロッドがケース内で踊ってしまい、ガイドやロッドティップなどを破損してしまう危険性が出てきます。
2ピースや3ピース仕様のロッドなら、その仕舞寸法を確認して、その長さにマッチしたロッドケースを選ぶようにしたいものです。
最近のアイテムの中には、ケースの長さを伸縮調整可能なものもあって、いろいろチェックしてから購入しましょう。