2回目以降の運転免許更新はいつ?

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2回目までの運転免許の更新タイミングは、1回目と同様に3年となります。どのような運転状況でも同じタイミングで更新手続きをするので、免許取得から5年から6年間はどのドライバーも同様の待遇です。

ただし、運転免許の有効期間内に死亡や怪我が絡んだ交通事故を起こしたり、交通違反をしてしまったりすると、状況に応じて受ける講習が異なります。

講習名 対象となる人
優良
運転者
講習
免許継続期間5年以上で、基準日前5年間無事故無違反、
かつ重大違反教唆幇助・道路外致死傷をしたことがない方
(高齢者講習該当者を除く。)
一般
運転者
講習
免許継続期間5年以上で、基準日前5年間に軽微な違反(事故)行為1回、
かつ重大違反教唆幇助・道路外致死傷をしたことがない方
(高齢者講習該当者を除く。)
違反
運転者
講習
基準日前5年間に違反事故など
(軽微違反行為1回のみの場合を除く。)がある方
(高齢者講習該当者を除く。)

引用:警視庁ホームページ「更新手続一覧」

「優良運転者講習」を受け、運転免許を更新すると免許の色がゴールドとなり、有効期間が次の免許更新までの5年間となります。

一方、「一般運転者講習」および「違反運転者講習」を受けると、免許の色はブルーのままとなり、有効期間は次の免許更新までの3年間です。

日ごろから安全運転を心がけ、事故や違反がなく運転できている人が優遇されるシステムとなっています。優良運転者と一般運転者・違反運転者では免許の有効期間に2年もの差が出てしまうため、免許の有効期間を長くしたいなら常に安全第一で運転を心がけるべきでしょう。

3色の免許証「グリーン・ブルー・ゴールド」それぞれの違いを解説

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運転免許の更新通知ハガキはいつ来る?

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運転免許の更新は、各都道府県の公安委員会から免許を所持している人へ郵送される「ハガキ」を受け取ることで把握できます。

更新時期を知らせるハガキが免許を所持している人に届くタイミングは、「誕生日の約35日前」や「誕生日の約1ヵ月前ごろ」など、各都道府県の公安委員会により対応が若干異なるようです。

運転免許の有効期間が切れる人には通知ハガキが届く仕組みとなっているため、更新を忘れるのを防げるでしょう。加えて、通知ハガキは更新当日に必要な持ち物や受付対応をしている会場(運転免許試験場、対象の警察署)、注意事項が記載されています。更新手続きの当日まで大切に保管しなければなりません。

ただし、通知ハガキを紛失したり、引っ越しなどで住所が変わり自宅に届かなかったりしたケースでも、運転免許の更新手続きは可能です。個人情報を調べるなど受付で時間がかかる可能性がありますが、紛失した際でも慌てる必要はありません。あくまで、通知ハガキは運転免許の更新を忘れないための連絡方法と考えておきましょう。

運転免許の更新方法を詳しく説明しているページがあります。初めて免許を更新する人や更新手続きの方法を忘れてしまった人は、ぜひ参考にしてみてください。

【運転免許証の更新マニュアル】いつ?どこで?何が必要?早く済ませる方法は?|運転免許Q&A