運転免許を更新する手続きの時期がいつやってくるのか、あらかじめ把握しておきたいもの。また、更新するタイミングによって運転免許の有効期限が短くなったり長くなったりするのでしょうか。運転免許の更新について、手続きのタイミングや有効期限など、気になるポイントをピックアップして解説します。

運転免許の更新期間は誕生日の前後1ヵ月

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運転免許の更新手続き期間は、誕生日の1ヵ月前から誕生日の1ヵ月後までが対象となっています。

例えば、”4月20日”に誕生日を迎える人が運転免許を更新するとしましょう。その場合、誕生日の1ヵ月前にあたる”3月20日”が免許更新の受付開始日となり、誕生日の1ヵ月後となる”5月20日”が受付最終日となります。

加えて、受付最終日が土曜・日曜・祝日・年末年始などにあたると、更新手続きを受け付けている施設(運転免許試験場や対象の警察署など)の翌開業日まで更新期間が延長されます。

誕生日の1ヵ月前から誕生日の1ヵ月後までに運転免許の更新を行うと、次回の更新期限が「更新から3度目もしくは5度目の誕生日から1ヵ月後まで」となるのも注目したいポイントです。

更新を忘れると運転免許が失効となる

期間内に免許更新を忘れて、最終日を過ぎてしまうと「失効」扱いとなります。

以下の条件を満たしている人は、再び免許を取得するために運転免許試験場で学科テスト・実技試験を受けなければなりません。

・やむを得ない理由で有効期間を経過して6か月以内の方。

・今回及び前回においてやむを得ない理由で有効期間を経過して6か月以内の方。

・やむを得ない理由がなく、有効期間を経過して6か月以内の方。

・有効期間を経過して6か月を超え3年以内で、かつ、やむを得ない事情が終わった日から1か月以内の方。

警視庁ホームページ「運転免許証の有効期限が過ぎてしまった方へ(失効手続等)」

特例で期間開始前に免許更新ができるが…

運転免許を更新する際、「やむを得ない理由」にて手続きを前倒しすることができるという特例があります。

該当する例は以下の3つです。

  • 海外渡航の予定がある
  • 入院、出産予定がある
  • 出張予定がある

パスポートや診断書、会社の出張証明書など証明できる書類が提示できれば、手続き期間開始前に、運転免許の更新が可能となります。

ただし、特例で運転免許を更新すると、次回更新までの有効期間が短くなってしまいますので注意しましょう。

以下、免許更新から次回の免許更新までの例を挙げてみました。4月20日が誕生日の人が新規で免許を取得してから3年経過しようとしており、2月20日もしくは4月20日のいずれかで免許を更新したと仮定しています。

特例で更新した場合 通常の更新をした場合
免許更新日 2022年2月20日 2022年4月20日
1回目の誕生日 2022年4月20日 2023年4月20日
2回目の誕生日 2023年4月20日 2024年4月20日
3回目の誕生日 2024年4月20日 2025年4月20日
運転免許の有効期限満了日 2024年5月20日 2025年5月20日

通常であれば、誕生日の1ヵ月前から誕生日の1ヵ月後までに運転免許の更新を行うと、次回の誕生日からカウントとなります。

しかし、特例で更新すると、更新後すぐにやってくる誕生日からカウントを開始するため、運転免許の有効期限満了日が1年ほど短くなってしまうリスクがあります。

残念ながら、やむを得ない理由で免許を前倒しで更新するケースでは、有効期限が短くなることを覚悟しなければなりません。

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運転免許の初回更新はいつ?

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運転免許を取得してから初めて更新するタイミングは「取得した日から3度目の誕生日」が目安となります。

初回更新で注目したいポイントが「有効期間」です。実は、初回更新までの有効期間が免許を取得したタイミングによって異なることをご存じでしょうか。運転免許を誕生日より少し前に取得すると短くなり、誕生日より少し後に取得した人は長くなります。

以下、免許取得から免許更新までの例を挙げてみました。4月20日が誕生日の人が、3月19日もしくは5月21日のいずれかで運転免許を取得したと仮定しています。

誕生日より少し前に取得 誕生日より少し後に取得
免許取得年月日 2022年3月19日 2022年5月21日
1回目の誕生日 2022年4月20日 2023年4月20日
2回目の誕生日 2023年4月20日 2024年4月20日
3回目の誕生日 2024年4月20日 2025年4月20日
運転免許の有効期限満了日 2024年5月20日 2025年5月20日
運転免許の有効期間 約2年2ヵ月 約3年

上記の表から読み取れるのは、「誕生日の前後1ヵ月で、10カ月分も有効期間に差が出る」点です。運転免許を取得してから、早ければ約2年2ヵ月、遅くとも約3年の有効期間が設けられています。

誕生日よりも早く取得すれば、初回更新時に免許証で使われている色がグリーン(初心者・新規免許取得者を表す)からブルー(一般の免許取得者)に変わる期間が短くなるメリットがあります。

一方、誕生日よりも遅く取得したケースでは、初回更新までの期限が長くなるのがメリットに挙げられるでしょう。免許の更新手続きへ向かう手間を少しでも先延ばしにしたいなら誕生日より後の取得がおすすめです。

それぞれのメリットを踏まえて、例えば、教習所を利用して運転免許を取得するなら通学のタイミング・時期を決めるなどよいでしょう。

なお、誕生日を迎えても、「免許更新までの1回分」にカウントされないケースも存在します。運転免許の更新期間にあたる誕生日の前後1ヵ月(例:4月20日なら受付開始日が3月20日、受付終了日が5月20日)以内に免許を取得して、かつ誕生日を迎えたケースが対象です。

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