警察官の「ノーヘル走行」が話題に! 千葉県警「警察官であっても検挙の対象」と説明! なぜヘルメットを着用しなかったのか

2022年5月11日、Twitter上に投稿され写真が話題となっています。それは公道を走行中の警察官が「ノーヘル」でバイクにまたがっている姿ですが、なぜそのような事態になったのでしょうか。

「ノーヘル」の原因は「活動帽」にあった?

 公道を走行中の警察官が「ノーヘル」でバイクにまたがっている姿が、Twitter上に投稿され話題となっています。
 
 警察官であっても道路交通違反であることには変わりませんが、なぜノーヘルでバイクを運転することになったのでしょうか。

 2022年5月11日、あるTwitterユーザーによる投稿が話題となっています。

 この投稿では、千葉県警の警察官が警察用のホンダ「スーパーカブ」にまたがって道路上で停車しているようすが写っています。

 ただし、この警察官はヘルメットを被っておらず、いわゆる「ノーヘル」の状態です。

 いうまでもなく、バイクで公道を走行(停車も含む)する際は、ヘルメットの着用が義務付けられています。

 もし「ノーヘル」の状態で公道を走行した場合は、「乗車用ヘルメット着用義務違反」に該当し、反則金はないものの違反点数として1点が科されることになります。

 この投稿について、千葉県警の関係者は「問い合わせのお電話を何件かいただいている」と話します。

 ただ、その原因については確認中であるとしながらも「活動帽をかぶっているため、うっかりヘルメットをかぶり忘れてしまったのだと思われます。あってはならないことですが、まれにそのようなことがあるのも事実です」と説明します。

 活動帽とは、警察官が使用するキャップ式の帽子です。

 警察官の帽子として一般的に知られている制帽は、通気性が悪く、また大型であることから車内などの狭い場所では天井にぶつかってしまうことも多いことから、外勤の警察官やパトカーに乗ることの多い警察官は、活動帽を使用することが多いとされています。

 ただ、制帽に比べると多少軽量であるとはいえ、徽章があしらわれていることなどから一般的なキャップより重量があり、それが原因となってヘルメットをかぶっているかのように錯覚してしまう例があるようです。

 実際に、2016年にも大阪府警で勤務する20代の巡査が、数十mの間「ノーヘル」で公道を走行するという事例がありました。

 この巡査は「活動帽とヘルメットを勘違いした」と説明し、後に交通違反切符が交付されています。

 このツイートに対しては多くのコメントが寄せられています。警察官を批判する内容も見られますが、もっとも多いものは「警察官はヘルメットの着用を免除される場合があるの?」といった純粋な疑問です。

 もちろん、警察官であってもヘルメットの着用が義務となっています。しかし、その背景には「警察官が道路交通法を守らないわけはない」という強いイメージがあるようです。

 投稿を見る限り、この警察官が道路交通法違反を犯していることは明らかなようです。

 前出の千葉県警の関係者も「当然ながら、警察官であっても検挙の対象である」と話します。

 一方で、投稿に寄せられたコメントのなかには「帽子とヘルメットを間違えるのは、バイク乗りならあるある」といった趣旨のコメントも見られ、一定の理解を見せるユーザーもいるようです。

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 たしかに、交通違反を取り締まる側である警察官が交通違反を犯してしまうと、民間人以上に厳しい批判にさらされてしまうことが少なくありません。

 しかし、警察官であってもひとりの人間であり、うっかりミスをしてしまうこともあります。

 交通ルールは厳守しなければなりませんが、この警察官個人を批判するのではなく、うっかりミスを防ぐような仕組みづくりを検討することのほうがより健全ではないでしょうか。