ロングロッドの有効性
小型両軸リールにPE1.5~2号を100mくらい巻いた、両軸タックルを使用。
これ以上道糸を細くするとマーカーが見づらくなり、ご同輩の老眼世代はタナ取りに苦労するので避けたほうがいい。
竿は汎用性が高い2メートル前後、7:3~6:4調子のゲームロッドで対応できるほか、3m前後のアオリイカ専用ロングロッドもある。
現場で確認するかぎり、餌木シャクリファンは後者のロングロッドを圧倒的に好むようだ。
ロングロッドのメリットの一つは、てこの原理(支点・力点・作用点)。
手元のシャクリ幅が小さめでも竿先の振れ幅は大きくなって、餌木がしっかり動いてくれる。
もう一つは、アオリイカが警戒するであろう船影(船の直下)から、餌木が少し遠ざかること。
水深15m前後の浅場を流すこともある乗っ込みアオリのシーズンに、このリーチ差はかなり有効と思える。
蒼信丸の仕掛けは10~12号の中オモリにハリス4~5号4m、餌木はノーマルタイプの3.5~4号をセットする。
加えて関塚船長は「餌木をつなぐスナップが大きすぎると、アオリの乗りが悪い」と言うから、餌木専用スナップのS~Mサイズなどをチョイスするといい。
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中オモリ式のアオリイカタックル&仕掛け(蒼信丸の例)


メジャークラフト エギングロッド 2代目ソルパラX SPX-862EH-8.6フィート(約262cm) 釣り竿

ダイワ(DAIWA) 両軸リール 16 プリード 150H (2016モデル)

(左)軽量&コンパクトな小型両軸リールでシャクリ疲れを軽減(右)移動時や取り込みに重宝するY字の竿掛け

アオリ専用のロングロッド。細身軽量なので片手でシャクることができる