世界的なルアーメーカーとして、多くのアングラーから絶大な支持を受けている、ラパラ。
製作されているさまざまなミノーの中で、人気を集めているのが、カウントダウンシリーズです。
どんなスペックに仕上がっていて、どんな使い方をすればいいのか、分かりやすく解説することにしましょう。
ラパラのカウントダウンってどんなルアーなの?
ラパラのカウントダウンとは、シンキング仕様のバルサウッド製ミノーのことです。
さまざまなサイズ・種類が製作されているので、用途も幅広いものになっています。
釣れる魚は、トラウトやシーバス・バス・チヌ・青物・ヒラメ・マゴチなど、多岐に渡っています。
ラパラのカウントダウンシリーズの特徴として、真っ先に挙げられるのは、着水したら沈んでいくということ。
この沈むスピードをきっちり数える=カウントダウンしていくことで、着底に至るまでのあらゆる層を泳がせることができるのです。
例えば、着水して2つ数えてからリトリーブをスタートすれば、表層近くを泳ぐことになります。
着水して7つ数えてからリールハンドルを回せば、中層からボトムに近い層を泳がせることが可能に。
全てはシンキング仕様に設計しているおかげで、釣り場のシチュエーションを選ばずに攻略できるメリットを持っているわけです。
またスイミングに入った際、絶妙なタイトローリングアクションを発生させます。
メリハリのあるウォブリングアクションよりも、水押し効果は弱いものの、小魚が持つ僅かな震えをきっちり演出できます。
それが誘いとなり、フィッシュイーターたちの捕食本能に火を着けることになるでしょう。
もうひとつ、ラパラのカウントダウンの特徴を挙げると、天然素材のバルサを使っているという点が外せません。
バルサウッドは比重が低いので、キャストを実践する際に投げにくいと感じてしまうかもしれません。
でも秀でたスイミングアクションと安定した沈下姿勢をきっちり演出、それらがフィッシュイーターに効果的なのは間違いない事実なのです。
固定重心によりロッドワークがレスポンスよく伝わるのも、バイトを誘発する上で欠かせないスペックといえるでしょう。

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ラパラのカウントダウンエリートに注目!
ラパラのカウントダウンシリーズに、新しい機種が追加されました。
その名は、カウントダウンエリート。
既存モデルで培われたノウハウを元に、飛距離と飛行姿勢の安定化を図っています。
それからシーバスゲームなどで多用されるようになった、ドリフト釣法に対応しやすくなっています。
絶妙な水平姿勢や、ドリフトの有効時間を長く維持するための適切なシンキングスピードが与えられているのです。
貫通ワイヤーも見直されて、より剛性・耐久性のあるルアーに仕上がっています。
渓流エリアでネイティブトラウトを狙えますし、シーバスやチヌ・青物・ヒラメなどに誘いをかけるのも得意としています。
小型サイズから大型サイズまで、バリエーション豊かにラインナップされているところも見逃せません。