春が終わると初夏の季節に突入します。

初夏とは夏の始まりのことですが、二十四節気によると、立夏から芒種(ぼうしゅ=種まきをする時期)の前日までを初夏と呼びます。

二十四節気は年によって日が変わるのですが、大体立夏が5月5日頃で芒種が6月6日頃なので、5月5日から6月5日までが初夏ということになります。

さて、初夏と言えば思い出す魚がイサキではないでしょうか。

昔から“麦わらイサキ”の呼び名があるように、麦が刈り取りの季節を迎える麦秋の時期に、釣ってよし、食べても美味しいシーズンを迎えます。

イサキってどんな魚?

イサキの特徴・見分け方 | 写真から探せる魚図鑑

イサキの図鑑ページです。イサキの特徴がわかりやすい写真を掲載!イサキの特徴、生息場所や釣り方、イサキの美味しい食べ方など、イサキについて詳しく解説しています。

イサキ | 写真から探せる魚図鑑

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麦わらイサキを狙うために必要なタックルとは?

イサキ釣りは、関西では鉄仮面、関東ではステン缶と呼ばれるコマセ道具やプラスチック製のマキエカゴにアミエビのマキエを詰め、これをコマセしながらウイリーやスキン針などの疑似針を使って釣ることが多いですね。

乗合船でイサキを狙う場合、潮が速いポイントでも大勢の人が乗り合わせて釣りをするので、お祭りを防ぐためにも、どうしても重いビシが使われます。

一般的に使われているビシは、軽くても60号前後、潮が速くて深いポイントでは80~100号のものでしょう。

これだけビシが重くなるとライトタックルでは難しいので、それに見合ったタックルが必要になります。

たとえば、オモリ負荷50号前後の船竿に電動リールという組み合わせになってしまいます。