技術の進歩は凄まじく、古い家電と新しい家電とでは電力の消費量が大きく異なる。家電は長期間使うものなので、5年・10年と長いスパンで考えたときには、電気代の差は顕著に表れる。

そのため、いまある古い家電を長く使い続けるよりも、新しい家電に買い替えたほうがトータルコストを抑えられるかもしれない。

そこで今回は、消費電力量の多い家電を買い替えたときの電気代の差を比べていく。

■家電における消費電力量の比較

消費電力量は家電の種類によって大きく異なる。例えば、豆電球と冷蔵庫を比べたとき、消費電力量は冷蔵庫のほうが遥かに多い。

【一般的に消費電力量が多いとされる順】

1.冷蔵庫
2.照明器具
3.テレビ
4.エアコン
5.電気便座
6.食器洗い機
7.電気ポット

また、同じ種類の家電でも、製造時期によって消費電力量が異なることもある。電化製品の省エネ性能は年々向上し、時間あたりの電気量が少なくなっているためだ。

そのため、古い家電は消費電力量が多く、新しい家電は消費電力量が少ない傾向にあると覚えておこう。もしかしたら、家電を新しく買い替えるだけで、毎月の電気代の節約に繋がるかもしれない。

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■冷蔵庫を買い替えた場合

冷蔵庫の消費電力量は、ほかの家電に比べてかなり大きいとされている。つまり、古い冷蔵庫から新しい冷蔵庫に買い替えた場合、電気代の節約幅も大きくなるということだ。

例えば、2003年度に発売した401〜450Lクラスの冷蔵庫であれば、年間消費電力量は600~680kWh程度であった。一方、2013年度の製品は200~220kWh程度であり、年間にすると約3分の1まで減少している。

年間消費電力量が400kWh下がった場合、電気代を1年間で約10,000円ほど節約できる。冷蔵庫は滅多に買い替える家電ではないため、5年・10年と長期で利用した場合は、さらに大きな差になるはずだ。