バック駐車を上達させる方法3つ
ここまで、車両感覚を鍛える方法を紹介してきましたが、ここからは、バック駐車を上達させ、苦手を克服する方法を解説していきます。
広い駐車場でバックの練習をする
上達の近道は、実践してみることに尽きます。とはいえ、ぶつけたらどうしようとか、うまくいかなかったらどうしようといった不安はつきものです。
そこでおすすめなのが、広い駐車場でバック駐車をやってみることです。特に、車がほとんど停まっていない駐車場で練習するのをおすすめします。車
例えば、地方や郊外のショッピングモールには広大な駐車場が用意されていることがほとんどです。土日や祝日でなければ、車がほとんど停まっていないこともあります。こうした場所を利用してバック駐車を練習してみてください。
後ろに立って誘導してもらう
広くて車がほとんど停まっていない駐車場を見つけられない場合は、駐車するスペースの後ろに親や友人などに立ってもらい誘導してもらいましょう。
その時、普段からバック駐車をやっている人に立ってもらうことが重要です。駐車スペースにうまく停められない時や、ぶつかってしまいそうな時にアドバイスしてもらえます。
駐車する時は常にバックで挑戦
こうして練習して、ある程度バック駐車に慣れてきたら、駐車する時は必ずバックで挑戦してみることで上達していきます。常にバック駐車を繰り返すことで、車両感覚も磨かれていきます。
ただし注意したいのが、駐車場によっては、「前向き駐車」を指定している場所もあるということ。
バックで車を停めることで、駐車場の背後にある住宅に車から出る排気ガスが流れ込み迷惑になります。車の後方にあるマフラーの騒音も問題となります。
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不安な人ほど最悪の事態は考えすぎないのがコツ!
バック駐車に限らず、運転に苦手意識のある人の特徴として、事故を起こしたらどうしようとか、ぶつけたらどうしようとか、いつも最悪の事態を考えていることがあります。
こうしたことばかりを考えていると、いつまでも上達はしません。もちろん事故はあってはいけません。しかし、本人が考えすぎているだけで、実際に挑戦してみたらうまくいくことも多々あります。
車両感覚を鍛えることは、あらゆる運転テクニックの基礎となる部分です。車両感覚が身につけば、バック駐車だけでなく、狭い道の走行、乗り慣れていない車の運転などが快適に行えるようになるのです。
悪いことを考えすぎずに、どんどん練習して車両感覚を鍛えるのが上達するコツです。