車の定期点検をすることで、車を長くよい状態に維持できます。よい状態とは、各装置がきちんと動き安全に走行できることを指します。

一般的に車検にとおる=よい状態だと勘違いされがちですが、車検に通るからといってその車にトラブルがないわけではありません。なぜなら、車検では必要最低限の装置しか見てないから。

そのため、定期点検を受け、劣化やトラブルに早めに気づく意識が必要なのです。そこで今回は、定期点検の必要性や種類、定期点検を受けるメリットをお伝えしていきます。

車の定期点検とは?

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車の点検は大きく分けて3つあります。

  • メーカーが実施する無料点検
  • ディーラー独自の簡易点検
  • 法律で定められた法定点検

このなかで、定期的に行う点検はディーラー独自の簡易点検と、法律で定められた法定点検です。メーカーの無料点検以外は点検費用がかかります。

そして、ディーラー独自の点検は法定点検の間に行います。ディーラーで車を購入すると、点検について説明があるでしょう。点検方法が分からず自分では点検できない方は、ディーラーや整備工場で定期的に点検を受けることをおすすめします。

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車の定期点検を受けるメリット3選

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車の定期点検を受けるメリットは3つあります。ではそれぞれご紹介していきましょう。

自分で気づかない劣化や異常に気づいてもらえる

車の知識がある人に点検をお願いすることで、自分では気づかない劣化や異常に気づいてもらえます。

劣化の早期発見や異常を見つけるためには、知識と経験が必要です。車に乗っているだけでは分からない劣化や異常を見つけてもらえることが、定期点検を受けるメリットの1つです。

交換が必要な部品があるときは、プロの目線から提案してもらえます。

乗り方やメンテナンスのアドバイスをもらえる

車の異常箇所だけでなく、安心して長く乗り続けるためのメンテナンスや乗り方のアドバイスも、整備士から教えてもらうことができます。

定期的に点検を受けることで、何か気になることがあれば気軽に相談できるような関係性になれれば、なお安心ですね。