チャイルドシートとジュニアシートの違い

チャイルドシートの例
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チャイルドシートとジュニアシートの違いは、使用を想定する子供の体格や年齢などです。

前提として車のシートベルトは、使用者の身長が約140cm以上であることを想定して設計されています。そのため、140cmに満たない子供が安全に使用するために、チャイルドシートのような補助装置が必要になります。

なお、6歳未満の幼児にはチャイルドシートの着用が法律で義務付けられています。

今回はチャイルドシートとジュニアシートの違いについて詳しく解説します。

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想定している体格が違う

乳児用(ベビーシート)
0〜12ヶ月 体重:10kg未満 / 身長:70cm以下
幼児用(チャイルドシート)
1〜4歳程度 目安(体重:9〜18kg / 身長:100cm以下
児童用(ジュニアシート)
4〜10歳程度 体重:15〜36kg / 身長:135cm以下

チャイルドシートとジュニアシートが対象とする身長と体重について説明します。

上の表から分かる通り、チャイルドシートは幼児向け、ジュニアシートは児童向けとして設計されています。なお、生まれたばかりの乳児を対象としているベビーシートもあるのであわせてご紹介しました。

「Eマーク」付きの製品は体重が指定されている

Eマークのイメージ画像
(実際はステッカーとしてチャイルドシートに貼られることが多い)

また、シートベルトを選ぶ際は「Eマーク」も参考にしてください。

Eマークは国土交通省の安全基準をクリアしたチャイルドシート・ジュニアシートにのみ付けられる証明書のようなものです。

詳しい説明は省略しますが、Eマークには上画像で示している4項目が記載されていて、そこを見れば対象となる体重を確認することができます。

Eマークの詳しい読み方について

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