日産連合は今後8年で35車種のBEV投入

ルノー・日産・三菱自動車の3社は2022年1月27日、オンラインでアライアンス記者発表を開催しました。

記者発表で各社は、今後「全固体電池」や「一体型の共通電気・電子アーキテクチャー」の開発を進めるために約3兆円を投資することや、2030年までの今後8年間に3社あわせて合計35台の新型BEVを投入することを伝えました。
35台の新型車のうち90%は、アライアンス間で共有される5種類のEV専用共通プラットフォームが採用されるとのことです。
世界中のメーカーが血眼で開発!今後のEVに必要不可欠な「全固体電池」って何?
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大きく5つのカテゴリで展開

今後投入される新型車は、「CMF-AEV」「CMF-BEV」「CMF-EV」「KEI-EV」「LCV-EV FAMILY」の5つに分類されます。それぞれの詳細は以下のとおりです。
- CMF-AEV:新型ダチア スプリングなど
- CMF-BEV:コンパクトEV用で、2024年に初採用予定
- CMF-EV:日産 アリア、ルノー メガーヌ
- 軽EV専用プラットフォーム:今後投入される軽規格のBEVなど
- 小型商用EV専用プラットフォーム:ルノー カングー、日産 タウンスターなど

現在はアリアとメガーヌEVのみのCMF-EVラインナップは、2030年までに日産、ルノー、三菱、アルピーヌ、インフィニティの5ブランドで合計15車種に拡大するようです。

2024年に初めて導入される予定のCMF-BEVプラットフォーム採用車は、上画像の通り、ルノー、日産、アルピーヌ、ダチアの4ブランドにおいて合計5車種用意しているようです。