細い路地奥の袋地にある、隠れ家的なギャラリーカフェ

建物と建物の隙間を縫うような細い道の奥、袋地と呼ばれる通路からは目立たない場所でひっそりと営まれるギャラリーカフェ「好文舎」。

控えめな看板が、ここで喫茶ができることを教えてくれます。地下鉄の今出川駅と丸太町駅のどちらからも徒歩15分圏内ながら、知る人ぞ知るお店。

格子度をくぐり、細い路地を奥に進むと、昔ながらの趣がそのまま残る古民家の入り口へ。

上り框(あがりがまち)で靴を脱いで、店内へ。玄関には、その日展示されている作品の作家さんの案内が置かれ、開かれた窓からは坪庭の緑がおもてなししてくれます。

この日は陶芸家の浅井慶一郎さんと姉の北原千さんの兄妹展が開催されていました。京都の工房を構えていたり、京都の学校で学んでいたり、京都に縁のある作家さんのギャラリーとなっています。

浅井慶一郎さんの器は、使い勝手の良さそうなものばかり。ギャラリーで展示されている作品は店内で購入できます。

こちらの建物は、もともとは悉皆屋(しっかいや)といって、着物の染めや洗い張りをする商家だったそう。その広い敷地の真ん中にある坪庭に面した手前の和室が喫茶スペース。

奥の和室は、多目的スペースとして貸し出されていて、茶話会や撮影スタジオとして時間貸しで借りることができます。

定期的に山野草を使ったお花の教室も開催されているので、興味のある人は店主に声をかけてみて。

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あんことバターと焼き加減が黄金バランスのあんバタートースト

さて、喫茶のメニューは、コーヒー 500円、ほうじ茶 600円、あんトースト 300円、本日のお菓子とシンプル。骨董の器で提供されます。

歩いて5分の場所にあるコーヒーマイスターが自家焙煎する「カフェ デ コラソン」のコーヒー豆を丁寧にハンドドリップ。定番のアントーストとともにいただきます。トーストも近所の、同じように路地奥の町家で営む「ぱんだより のどか」のパンを使っています。

こんがり、表面カリッと焼き上げたトーストに自家製のあんことバターをあわせて。トーストの熱でふわっと温かいあんこと溶けかけたバターが絶妙で、とっても美味。