第4問:BMW iX フロー

iX フローは映画に登場するような特殊な機能を備えています。何でしょうか?

  1. 生ゴミを燃料にすることができる
  2. 数秒間、宙に浮くことができる
  3. ボディカラーを変更できる

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各設問の回答はこちら

設問 解答 機能
第1問 1 全長(車の長さ)
第2問 1
第3問 2 燃費が100Km/Lを超えている
第4問 3 ボディカラーを変更できる

第1問:アウディ スカイスフィア

第1問の答えは1番の「全長(車の長さ)が変化する」。正確にはホイールベース(前輪と後輪の間)を伸び縮みさせることができます。

ホイールベースが伸びる「グランドツーリングモード」

車体が伸びている間は「グランドツーリングモード」に切り替わり、自動運転へと移行します。全長5.19mに延長され、足回りのスペースが拡大。「快適かつ開放的な車内から移りゆく景色を楽しめる」というコンセプトで制作されました。

第2問:BMW ジーナ

第2問の答えは1番の「布でできている」です。布と言っても、弾力性や耐久性、防水性に優れた「ライクラ」という素材を用いているため、走行中に破れてしまうということはありません。

布ならではの「シワ」が確認できる

サイドドアを開くとこのようにシワが浮かび上がり、まるで生き物の関節のような動きを見せます。

布製ボディを採用することのメリットは、交通事故を起こした際の怪我が軽く済んだり、汚れたら外して洗濯できたり、着せ替え感覚でボディカラーを変えることができたり…など実はたくさんあります。

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第3問:フォルクスワーゲン XL1

第3問の答えは2番の「燃費が100Km/Lを超えている」です。

XL1は徹底的に空気抵抗を削ぎ落としたボディ形状によって、「0.9L/100km」という燃費性能を実現。日本向けに換算すると「約111km/L」となります。燃料タンク容量はたったの10Lにも関わらず、航続距離は500kmに達します。

なお、現在国産の市販車で最も燃費がいいトヨタ ヤリスの「36.0km/L」と比べると、およそ3倍も燃費がいいことになるので驚きです。

後輪をボディで覆うことで空気抵抗を減らす徹底ぶり

2013年に台数限定ではあるものの市販化。今回のクイズに登場するコンセプトカーの中では唯一正式に販売された車種となります。

ちなみに日本ではダイハツが発表したコンセプトカー「UFE-III」が「72Km/L」という燃費性能を実現しています。

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第4問:BMW iX フロー

第4問の答えは3番の「ボディカラーを変更できる」です。

BMW iX フローのボディは、モノトーンカラーであれば自由に濃淡をつけることが可能。これを可能にするのは電子ペーパーに用いられている「E-ink(Eインク)」という技術です。

ボディカラーを部分的に変更して模様を作ることも可能

簡単に言えば、この車両のボディ表面には大量の電子ペーパーが精密に貼り付けられているのです。ただ、貼り付ける作業自体も大変で、配置を計算する専用のアルゴリズムやレーザーカット技術が用いられています。

色を変えることによるメリットとして、冷房や暖房によって消費する電力を抑える効果が挙げられます。電気自動車であるBMW iX フローの場合は、これが結果的に航続距離の増加にも繋がるため、良い相乗効果を生み出しているのです。

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