復活車名の失敗例

かつてあらゆるモータースポーツで活躍した面影は全く感じさせない、三菱 ミラージュ

車名を復活させたものの、明らかな失敗例としては、以下に典型的な例を紹介します。

1.明らかに名前倒れ

ホンダ Z、三菱 ミラージュ

「水中メガネ」と呼ばれるリアウィンドウが特徴的だった、1970年代の軽スペシャリティ、ホンダ Zは1998年にアンダーフロアミッドシップのSUV(というより、アクティ系4WDに大径タイヤとボンネットを与えた車)へ。

モータースポーツのあらゆるステージで大活躍した傑作スポーツコンパクト、三菱 ミラージュは2012年にタイ製低価格コンパクトカーへ。

両車とも、かつての傑作からすれば見る影もない凡作としてユーザーからの評価は厳しく、Zは1代限り、ミラージュもお先真っ暗で、過去の名前を復活させるに相応しい車とはとても言えません。

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2.車名もコンセプトも迷走

ホンダ インサイト、スズキ セルボ

インサイトは初代がコンパクトなファストバッククーペ、2代目小型セダン、3代目ミドルクラスセダンと復活のたび大きくなり、常にハイブリッド専用車として評価されたものの販売は芳しくなく、現高の3代目も来年で廃止されます。

セルボは2000年代に復活するも、軽スペシャリティなのかトールワゴンなのかハッキリしないコロンとしたデザイン。

いずれも断絶を挟んで代を重ねるたびコンセプトがコロっと変わるうえに、元の車を忘れた頃に復活するわけでもないため、その車名を与える必要性が疑問でした。

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記憶に新しいかどうかで、車名復活の是非は決まる

まとめると、「復活前からせいぜい10年程度か、名車として記憶に残る場合はコンセプトを変えなければ成功」、「既に復活前から15年以上経つか、超マイナー車で誰も覚えていなければ、コンセプトを変えても完成度さえ高ければ成功」です。

車名復活の結果が微妙か、明らかに失敗ば場合はその逆を行ってしまうことが多く、特に「なんでその車にその名前を復活させてまで与えてしまったの?」という場合は、ほとんど失敗すると思って間違いありません。

大抵はデビュー時点で、「ああ、こりゃマズイ」と思ったイメージのまま没落していくため、メーカーとしても発売前、特に過去の車名を復活させる場合は入念なリサーチをするべきでしょう。

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