●厄払い、厄落とし、厄除けの違い

厄年を控える人の中には、厄払いや厄除けを検討している人もいることだろう。最後に、厄払いと厄落とし、厄除けの違いについて説明する。

厄払いとは

厄災をもたらす罪や穢れを祓うため、お祓いを受けたり身を清めたりすること。厄年以外にも、マイホーム購入時などの大きな出来事の前や、悪いことが続くときなどに受けることもある。

厄落としとは

大切なものをわざと落とすなど意図的に厄災を生み出し、今後の厄を減らすこと。神社やお寺で祈祷を受けることが一般的。

厄除けとは

厄災が寄ってこないように、祈願や祈祷で神様に守ってもらうこと。予防的な意味で行われており、厄年以外のときに受けることもある。

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●厄年を気に病まず前向きに過ごそう

厄年は本来、「厄災が降りかかりやすい年」ではなく「役割・ターニングポイントにあたる年」という考え方であった。厄年に悪いことが起きるという説には根拠がないため、厄災を気にしすぎず自分らしく過ごすことを意識していこう。