みなさんは外を歩いているとき、地面やガラスに照り返されたギラつく光に、目を眩ませた経験がありませんか?
そんなときに便利なのが「偏光サングラス」です。
偏光サングラスの機能は、普段使い以外に釣りシーンでも大いに活躍します。
今回は、偏光サングラスが釣り人にもたらすメリットに触れ、偏光サングラスを選ぶうえで重要なポイントを解説します。
後半では編集部おすすめの釣り用偏光サングラスをピックアップしてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
偏光サングラスって何?
偏光サングラスとは、反射光をカットする特殊なフィルム(=偏光膜)を搭載したサングラスのことです。
偏光膜は2枚のレンズに挟まれており、乱反射する光をカットし、一方向から入ってくる光のみを透過させます(下図参照)。

これにより眩しさが抑えられ、クリアな視界で物を見ることができます。
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通常のサングラスとの違い

一般的に日差しが強いシーズンによく使用されるサングラスは、UVカット機能が備わったカラーレンズが主です。
カラーレンズは紫外線対策には手頃なレンズと言えますが、地面からの照り返しなど反射光を遮る機能はなく、サングラスをかけていても眩しく見えづらいシーンが出てきます。
レンズカラーの濃度を上げれば眩しさを軽減することができますが、あまりにも濃くしすぎると視界が暗くなり、いずれにせよ見えづらくなってしまいます。
そのような悩みを解決すべく誕生したのが偏光サングラスです。
偏光サングラスのレンズ(=偏光レンズ)であれば、レンズカラーを必要以上に濃くすることなく眩しさを抑えられるため、まさに一石二鳥のサングラスと言えます。
ただし、偏光レンズは熱や水に弱く、デリケートに扱わないと変形や破損の原因になります。
また、スマートフォンなどの液晶画面にも偏光仕様が施されているため、偏光サングラスをかけたままでは見づらい角度があるという点も理解しておく必要があります。
偏光サングラスは、目的や状況に応じてうまく使い分けることが大切です。