街や道路の交通量が戻ってきた昨今、渋滞にはまることも多くなってきました。長時間のドライブで天敵となるのが睡魔。皆さんは、運転中に眠くなったらどうしていますか?

眠気を覚ます方法はたくさんありますが、今回は運転中に眠気に襲われた時、筆者が実際に試して効果的だった意外な方法をご紹介します。

眠気覚ましの方法はいろいろあるが…

運転中に眠気を覚ますために運転のプロが実践している最も手軽な方法は、目線を上向きにするというもの。警察などが作成している安全運転に関する教養ビデオでは必ず紹介されている定番の手法の一つです。

ルームミラーを定期的に見るようにすると、眠気が覚めると言われています。道具は不要で、誰でもすぐに手軽に試すことができます。

しかし、このやり方は手軽ではあるものの、眠気が強いときは効果が薄いように感じました。

次に試したのは、「耳を引っ張ると眠気が覚める」というもの。一時的にスッキリはしますが、効果は持続しませんでした。ハンドルから手を放す必要があるため、これを試せるシーンも限られてしまいます。

続いて、常備しているガムを噛んでみました。眠気覚ましにミント感の強いガムを噛んでいるという人は多いかもしれません。しかしガムのミント感が薄れていくと同時に眠くなってしまいました。

これらを実践すると同時に、窓を開けて換気してみたり、コーヒーを飲んでみたりしましたが、いずれも効果が一時的でした。

視界がクリアになると眠気が覚める?

そんなとき、夕方の西陽が強くなってきたので、眠気とは関係なく手元にあるサングラスを装着しました。すると驚いたことに、一瞬にして目が覚めたのです。

偏光サングラスは、ドライブだけでなく、アウトドアや釣り、サイクリングなどでも大活躍するアイテム。光の反射を低減させて、光が目に入り込むのを抑え、見やすい視界を確保する効果があります。

偏光サングラスを装着すると、対向車に反射している太陽光などの眩しさが低減され、路面のざらつきがよく見え、視界がクリアになりました。

つまり、目の前の景色の解像感が良くなった瞬間、眠気が覚めたのです。

これについて、かかりつけの医師に話をうかがったところ、

「眼精疲労が蓄積していると、姿勢や血行が悪くなり、自律神経が乱れて眠気が来ると言われています。サングラスをかけることで、目にかかる負担が一時的に軽減されて眠気が覚めた可能性があります。

眠いと目がしょぼしょぼし、それをサングラスで解消したら眠気が覚めたというのは理にかなっているかもしれません。ただし、医学的な根拠は不明ですし、かなり個人差があり必ず目が覚めるとは言えません。」

偏光サングラスでの眠気覚ましには医学的根拠はないようですが、試してみる価値はありそうです。

偏光サングラスは比較的簡単に、かつ低価格で入手できます。今回使用したのも、ドライブ専用ではなく、1,500円ほどで買える偏光サングラスでした。手軽に買えるので、車内に常備しておいても損はありません。

とはいえ、少しでも眠気を感じるのであれば、車を停めて休息をとることがいちばんです。安全運転のためにも、長時間のドライブでは自己管理に気を配りましょう。

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