「冬にもっとバスが釣りたい」と言っても、冬はワンバイトワンフィッシュをねらうことすら難しい…。そんな確率をより高める方法がメタルジグです。
寒くて動きたくないバスに対して、食欲とは違うリアクションで思わず口を使わせる釣り方。無理やり口を使わせるのでバラシも多くなりますが、少しでもバラシを軽減させるタックルバランスなども含めて紹介します。

メタルジグとは



メタルジグとは金属でできた、比較的平らなルアーのこと。釣りをやっていなければ、すべて同じような形に見えるかもしれませんね。しかしメーカーごとに形はさまざまで、フォールさせることが中心の使い方であるメタルジグは、その形によって水の抵抗が異なりアクションもかなり違ってきます。素材は鉛のものからタングステンのものまでいろいろ。同じ重さでもタングステン素材のものの方がシルエットは小さくなっています。

同じようなルアーにメタルバイブというものがありますが、メタルジグとはジャンル分けされているので注意が必要です。

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メタルジグのアクションとねらうレンジ



メタルジグのアクションは主に「リフト&フォール」が中心になります。ねらった場所で2・3回シャクってからフォールさせる。この繰り返しが基本です。
メタルジグをフォールさせるとき、軽くラインにテンションを掛けながら落としていくのがコツで、フォールの際のバイトが分かりやすく、フッキングがしやすくなります。フリーフォールで使うとバイトを弾くことが多かったり、メタルジグにラインが絡んでストレスになることも。「シャクったら、軽くテンションかけたフォールで着底させる」こんなイメージで使うといいと思います。
もし、ベイトフィッシュの群れが中層にいるのであれば、そのレンジに絞ってアクションさせるのも効果的です。