ハイエースがグレードの統廃合を予定

トヨタの人気バン「ハイエースバン」および「ハイエースワゴン」が、近いうちに一部改良を予定していることが、トヨタ関係者への取材で明らかになりました。
主な内容はグレードの統廃合とのこと。トヨタ内部では「仕様集約」という言葉を用いているといいます。
両者のグレードは3~5種類と一見少ないように見えますが、実際は同一グレードでもボディの長さやドアの枚数、乗車定員、使用燃料などが異なります。諸元表に振られている「車種番号」という項目をみると、バンとワゴンで合わせた仕様の数はなんと50種類。
今回の一部改良ではこの50種類ものグレードから、いくつかを統合、または廃止するようです。
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次期型「300系」登場が近いことを意味している?
グレードや仕様を絞り込むという動きは、モデル末期を意味している場合があります。そのため、今回の一部改良も次期型となる「300系」に移行する準備をしているとも受け取れます。
ハイエースはすでに現行の発売から17年が経過し、国産メーカーの現行車種で最も販売期間の長いモデルとなっています。
もともとフルモデルチェンジの間隔が長い傾向にありますが、先代は15年でフルモデルチェンジを実施。近年の自動車は以前よりもモデルライフが延びているとはいえ、現行もモデル末期であることは間違いありません。