■2週間〜1ヶ月の保存であれば冷蔵庫もおすすめ
コーヒー豆が2週間〜1ヶ月ほど残るようであれば、冷蔵庫での保存もおすすめだ。冷蔵保存でもコーヒー豆の風味の低下を抑えることができ、新鮮な状態を保つことができる。
ただし、ポリエステル素材の袋は封を閉じていても空気を通すことがあるため、冷蔵庫内の匂いが入り込む可能性がある。
コーヒー豆にどれだけの影響があるのかは定かではないが、冷蔵庫内の匂いが気になる方は冷凍庫で保存し、必要なときに使うようにしよう。
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■冷凍・冷蔵保存で気をつけるべきポイント
コーヒー豆を長期保存する場合は、冷凍・冷蔵保存がおすすめと説明したのだが、共通した気をつけるべきポイントがある。
それは「水分」だ。コーヒー豆は粉の状態でなくとも抽出が始まってしまう。一度水分に触れたコーヒー豆は、その後使い道がなくなってしまうため捨てなければならない。
「豆の状態でも抽出が始まるのか」と、疑問に思う方もいるかもしれないが、最近では「ミルクブリュー」という抽出方法がある。コーヒー豆を牛乳に数時間漬け込んで香り付ける抽出方法であり、粉でなくてもコーヒーは作れてしまうのだ。
そのことから、冷凍・冷蔵保存する場合は、水分が多い食材や結露しやすい飲料水のそばには置かないようにしよう。