国産車メーカーとしてはまだ低迷から抜け出せずにいる日産ですが、かつてはトヨタとバチバチに争った大メーカーであり、選ぶ車名もエピソードや気合のこもった、カッコイイ名前が多いと感じるユーザーは多いかもしれません。

カッコイイ車名の日産車を選ぶのにかなり悩みましたが、厳選した末、以下の3台をご紹介いたします!

【フェアレディZ】日産の興廃はこの一戦にあり!

1971年、雨の富士グラン300マイルレースを疾走する初代S30フェアレディZ

1960年代に貴婦人を意味するオープンスポーツ・フェアレディを販売していた日産ですが、主要市場の北米で求められるのはスポーツ性と実用性を兼ね備えた、テールゲートと広いラゲッジを持つファストバッククーペでした。

次世代を担う新型スポーツの開発が始まった時、渋る日産本社を説得、後に「ミスターK」と呼ばれた当時の米国日産社長・片山氏が本社のスポーツカー部門へ贈ったのが、なんとかつて日本海軍が決戦に挑む際に掲げ、「皇国ノ興廃ハコノ一戦ニアリ」を意味したZ旗。

こうして日産の興廃を賭けたフェアレディ「Z」は1969年初代発売とともに日米で大ヒット!多くの人々に愛されながら代を重ね、現在も日産の魂として、Z旗をはためかせています。

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【スカイラインGT-R】唯一無二、王者の称号

BNR32スカイラインGT-R グループAレース仕様

プリンス スカイラインが1960年代の吸収合併で日産 スカイラインとなり、3代目で最強版スカイラインGT-Rが誕生します。日産車となってもプリンスの魂は死なず、末尾「R」はプリンスのレーシングカー「R380」が由来。

その後、他社もGT-Rグレード車を販売しますが、1989年登場の第2世代スカイラインGT-R第1号こと、BNR32がレースで無敵の連戦連勝。

電子制御スプリット4WDのアテーサET-S、チューンドベースとして傑出したRB26DETTエンジンで国産スポーツに革命を起こしたスカイラインGT-RはBNR34まで3世代にわたり最強を誇ります。ライバルが安易にGT-Rなど名乗れぬよう、実力でねじ伏せてしまいました。