外車の部品代・整備工賃は高い?
外車の部品代や整備工賃は国産車と比べて高額になるケースが多いです。国産車とは異なる設計になっているため、国産車の整備知識・技術となる異なるものが必要となり、そこに付加価値が載せられていると考えることができます。
例えば某大手カーショップの作業工賃表を観てみると、外車のエンジンオイル交換作業が上抜き限定であったり、ATF(オートマオイル)交換不可などの記述を確認できます。このように国産車と比べて扱いが異なっており、整備業者が限られます。
ですので、整備を依頼するとなればディーラーや、外車に強い専門ショップなどが一般的です。中には自分で整備する猛者もいます。
部品代に関しては、国産車・外車変わらず新車価格が高ければ高いほど部品代も高くなるのが一般的です。タイヤサイズが大きければタイヤ代も高くなりますし、特に外車はブレーキディスクの消耗速度が早い(メルセデス車のオーナー談)という話も聞きます。
その他、エンジン使用燃料に無鉛プレミアムガソリン(いわゆるハイオク)が指定されているモデルが多く、燃料代が高くつくことは否めません。
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外車の車検費用は?
車検費用は法定費用と整備費用に分けられます。法定費用つまり重量税と自賠責保険料の税額は、先に説明した通りです。しかし、整備費用は整備工場や車両の状態により変化します。総じて、国産車の整備費用よりも高くなることが多いです。
部品交換(部品+工賃)を除くと、車検の整備費用の内訳は車検基本点検料(24ヶ月点検)、検査料、車検代行手数料、の3項目で構成されています。
外車の整備工場・ディーラーのこれら3つの費用は、比較的高めです。そして部品代も車両価格相応に高いわけですから、同カテゴリーの国産車に比べて車検費用は高くなります。