車の整備はどこでできる?

©เลิศลักษณ์ ทิพชัย/stock.adobe.com

車の整備や修理をしてくれる場所は、おもにカーディーラー、自動車整備工場、カー用品店の3箇所です。それぞれに一長一短があり、同じ故障の修理だとしても修理費用や修理時間が異なります。また、どのように修理するかでも修理費用や時間に差がでます。

まずは、それぞれの特徴を理解しましょう。一箇所に修理を任せるよりも、乗っている車やトラブルによって修理依頼先を使い分けることで、より早く安く修理できる場合があります。

車の窓・パワーウィンドウが閉まらない・上がらない原因と対応について|故障の原因と修理費用

(広告の後にも続きます)

車の修理、まずはディーラーに相談してみよう

©littlewolf1989/stock.adobe.com

カーディーラーは、メーカーの正規販売店であると同時にアフターケアの窓口です。ディーラーで新車購入した場合にはもれなくメーカー保証が付くため、故障したらまずはディーラーに相談してみましょう。

保証には消耗部品以外の部品故障を保証する一般保証と、車が稼働するうえで必要不可欠な部分を保証する特別保証が用意されており、期間や保証範囲が適合すれば、車を無料もしくは格安で修理対応してもらえます。

ディーラー修理のメリットとデメリット

保証が切れていたとしてもディーラーでの修理にはメリットがあります。もっとも大きなメリットは、ディーラーでは対象メーカーの車種であれば、あらゆる部分が修理可能である点です。

とくに、ハイブリッドカーや輸入車などの特殊な構造の車はディーラーでなければ修理ができない場合があります。また、整備技術の基礎レベルは、どの地域のディーラーでも高い水準で維持されているため、安心して車を預けられるのも魅力です。

ただしディーラーでは、原則として新品純正部品を使っての交換修理で対応するため、修理費用が高くなりがちです。

また、ディーラー内の工場で対応できない修理は、取引先の自動車整備工場に委託される場合があります。故障箇所が明確な場合はディーラーではなく、最初から専門の修理工場に頼んだほうが早いうえに安く修理できる場合があります。

ディーラーへの修理(飛び込み含む)はお得なの?そのメリット・デメリットとは