ロードノイズとは?

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ロードノイズとは、車が走行しているときに聞こえる「ゴー」といった音です。その他にも「ヒュルヒュル」「ガー」などのように聞こえることもあります。

車に乗っている人のほうが「うるさい」と不快に感じやすく、騒音が気になるままで車に乗っていると、運転疲れや車酔いの原因になったりします。

ハイブリッド車が普及した現代では、今まで気にならなかった小さなノイズでも耳障りに感じてしまいます。昔の車であれば、エンジン音によりかき消されていたロードノイズもあるでしょう。

しかし、現在ではモーター駆動になったことから、近づいても気づかないくらい静かな車も増え、同時に「ロードノイズが気になるようになった」と感じる方もいるのではないでしょうか。

60dB以上の騒音が出ているのかも

ロードノイズの周波数は約50~500Hz。低い音から高い音まで発生していることが分かりますが、人間がうるさいと感じる音の大きさは、約60dB(デシベル)以上です。

60dBであれば会話程度の音の大きさですが、90db付近になれば犬の鳴き声やピアノの音などきわめて不快と感じるようになります。

現在、ロードノイズがうるさいと感じているのであれば、すでに音の大きさが60dBを超えている可能性が高いと考えられます。

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ロードノイズ発生の大きな原因はタイヤ

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ロードノイズはタイヤが地面を転がることで発生します。タイヤが地面を転がったり、段差を超えることでどうしても発生してしまいます。また、薄いタイヤなどではロードノイズが発生しやすい特徴があります。

路面状態が悪ければ歪む音やきしむ音が発生するため、いつもよりノイズがうるさくなりがちです。しかし、どんな道でも同じようにロードノイズが発生しているのであれば、タイヤが原因かもしれません。

ロードノイズが気になる人に向けて、タイヤ選びのポイントや気をつけたいことを解説します。