ホイールベースとは?

トヨタ ヤリス

ホイールベースとは、車を真横から見た時、前輪の中心から後輪の中心までの長さを指し、日本語では「最遠軸距」や「軸距」と表現されます。ホイールベースは車によって異なり、その長短によって運転性能や室内空間など、車の特性を出すことができます。

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コーナリング性能にはホイールベースの長さも影響する

一般的に、ホイールベースが長い車は短い車に比べて、急カーブや高速コーナーが苦手です。数値にピンと来なくても、3列8人乗りのミニバンのほうが、2列5人乗りのコンパクトカーよりもカーブを曲がりにくいことを想像すると、なんとなく分かるかもしれません。

同じく横幅が広い車は、トレッド(左右のタイヤの中心間距離)が大きくなるため、ミニバンや大型セダンのほうが、コンパクトカーや軽自動車よりもカーブが曲がりにくくなります。

このように、車のコーナリング性能にはホイールベース(車の長さ)とトレッド幅(車の横幅)が影響します。とくにホイールベースの大きい大型車の場合、 カーブでの内輪差が大きくなるため、後輪で歩行者や自転車を巻き込まないように運転する必要があります。

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