――夜ごと姿を変える月は、私たちの潜在意識に影響を与えています。月の満ち欠け(月齢)に合わせて暮らすことで、より豊かな生活になります。月のリズムを上手に使って、ステキな1カ月を過ごしましょう!

■7月のムーンアクションは?

 7月3日の夜に迎えた今月の満月。ネイティブアメリカンは7月の満月のことをBuck Moon(男鹿月)と名付けました。オスの鹿のツノが毎年7月頃に生え変わることにちなんでつけられた名前です。生え変わる鹿のツノのように、あなたも新しい自分になりましょう。今月は「心機一転頑張るためのメソッド」をお教えします。

 メソッドは毎日の習慣にするとさらに効果的ですが、1日にそんなにいくつもやろうとすると嫌になってしまうので、少しずつ生活に取り入れていくのがオススメです。

※月齢とは?

 新月の日を0として、その月が何日目の月かあらわす日数のこと。月の周期は約29.8日なので、月齢は0~29となる。

■7月11日~20日のムーンアクション

7月11日(月齢22.9)……部屋の大掃除&過去の思い出の処分にいい日。

7月12日(月齢23.9)……生活を規則正しく。自然のリズムに従った暮らしを。

7月13日(月齢24.9)……やりたいことのための資金計画を立てるのにいい日。

7月14日(月齢25.9)……今までと違うタイプの友達ができそう。いい影響を受けられます。

7月15日(月齢26.9)……一度ダメでも、本当にやりたいことなら何度でも挑戦を。

7月16日(月齢27.9)……たまには遠出するといい気分転換になりそう。旅行も◎。

7月17日(月齢28.9・海の日)……引っ越しをするのにいい日。運気が変わります。

7月18日(月齢0.4・新月)……新しいことを始めるのにいい日。楽しんでやるのがコツ。

7月19日(月齢1.4)……希望がみえてくるとき。そちらに向かって歩いていきましょう。

7月20日(月齢2.4・三日月)……自分の心に問いかけるのにいい日。本心を押さえないこと。

※7月21日~31日のムーンアクションは後日公開予定です。

 立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前の18日間のことを「土用」といいます。現在では主に、立秋の前の土用のことを指し、丑の日にはウナギを食べることで有名です。土用丑の日にウナギを食べるようになったのは、お客が入らなくて困っていたウナギ屋から、静電気の発生装置・エレキテルの発明で知られる江戸時代の学者・平賀源内が「本日、土曜丑の日」と書いて店に貼ったのが大人気になったことがきっかけといわれています。もともと、土用の日には梅干し・瓜など「う」の付く食べ物を食べる習慣がありました。

 また土用の初日である土用の入りには、あんころ餅を作る風習があり、その餅のことを「土用餅」と呼んでいます。小豆には厄除け効果があるので、夏の暑い時期にも、無病息災で過ごせるといわれています。その頃に旬を迎える土用シジミを食べる風習も。

(小泉茉莉花)

▼小泉茉莉花 公式占いサイト『愛と運命の月占術』

月の満ち欠けは、あなたの運命も、彼の本心も告げています。