できれば「姫や英雄になりたい人生だった」なんて妄想したことがある人は少なくないのでは? そんな願いがほんのり叶うのが、「cocoloni 占い館 Sun」に登場した『にほん昔話占い』です。

 昔話の占い、何だそれ? と思いました? 自分の心の中に住んでいる、懐かしくも魅力的なキャラクターと出会うことで、本当の自分がマルっとわかる占いなんです!

■『にほん昔話占い』とは?

 この国で生まれ育った人なら、老若男女、誰でも知っている『にほん昔話』の主人公たち。昨今は携帯電話のCMでも話題ですよね。“ももたろう”や“きんたろう”をはじめとするキャラクターはそれぞれ個性的で、カッコいいのにどこかスキがあって愛嬌たっぷり。

 そういったキャラたちが織りなす物語には、私たちが日々を心地よく前向きに生きるためのヒントが隠されているかもしれません。



 『にほん昔話占い』では、生年月日からあなたのキャラクターを占断。9つの昔話の主人公のうち、誰に似ているかを導き出し、性格や才能、恋愛運、仕事運などを占えます。

 あなたは“ももたろう”? “かぐやひめ”? それとも“はなさかじいさん”? 今すぐチェックしてみましょう!

■自分のキャラクターは誰なのか?

 筆者も試してみたのですが、とりあえずイラストがかわいすぎます。このゆるさとかわいさは、反則級じゃないでしょうか。

 そしてまた「太郎と姫と、ときどき、おじい」というコピーが、なんともいい味を出しています。



 キャラクターは左上から順番に、『つるの恩返し』の“つう”、“はなさかじいさん”、“さんねんねたろう”、“いっきゅうさん”、“うらしまたろう”、“きんたろう”、“いっすんぼうし”、“ももたろう”、“かぐやひめ”。

 占いの結果が“かぐやひめ”だったらいいなと願いつつ、画面をスクロールすると、名前と生年月日の入力フォームが現れました。名前はニックネームでも問題ないようです。



 必要事項を入力して「占う」をクリックしたら……あら、姫じゃなかった。“うらしまたろう”かぁ。



 “うらしまたろう”=「ちゃっかり者やうっかり者」とのこと。そうですか、そうですか。確かにうっかり者と言われがちです。

■「性格の書」で自分自身をひも解く

 「誰々の如し」のイラストの下に続くのは、「性格の書」なる自分のトリセツ的なもの。【一】の〈第一印象の書〉、【二】の〈基本性格の書〉、【三】の〈行動様式の書〉が表示されます。

 たとえば〈基本性格の書〉の占い結果はこんな感じ。



◎「抜け目なく、おいしいところを我がものに。甘え上手で、愛嬌もございます」

 末っ子気質がバレたのかしら? こんなゆるっとした雰囲気の占いなのに、自覚している性格を言い当てられてびっくり。

 〈第一印象の書〉に書かれていた「苦労を感じさせません」というのも、そうだろうなと思うし、〈行動様式の書〉の「他力本願」も、そういう部分あるわーと妙に納得させられます。うーん『にほん昔話占い』、侮れません。

■身近な人との相性も丸わかり

 〈第一印象〉〈基本性格〉〈行動様式〉の次には、自分と他のキャラクターとの相性がわかる〈相性相関図〉のコーナーも。“うらしまたろう”の場合、相性のいい相手は“ももたろう”、“さんねんねたろう”、“はなさかじいさん”らしいです。



 最強の助っ人となってくれる“ももたろう”はどこにいるんだろう? と気になって夜しか眠れません。

 これ、飲み会などでみんなでワイワイ占えば、「ももたろうさん、助けてね」とか「いっすんぼうしよ、近づくなかれ」なんて盛り上がれそうですね。

■占いには、まだまだ続きが!

 『にほん昔話占い』で読めるのは、〈第一印象の書〉〈基本性格の書〉〈行動様式の書〉だけではありません。「性格の書」には続きがあり、会員登録(無料)をすると、〈長所〉や〈短所〉〈才能〉〈仕事〉〈恋愛〉〈結婚〉などもサクッと占えます。



 〈才能の書〉とか〈結婚の書〉とか言われて、読まねば! と思うのは筆者だけではないはず。チェックしてみたら、かなり興味深い占い結果が出たのですが、そのあたりを披露するのは恥ずかしいので……代わりに〈対人関係の書〉の占い結果をお見せします。



◎「誰にでも微笑みかけ、友好を結ぶお方。人類皆兄弟の説を体現されます」

 これまた、めちゃくちゃ心当たりが。そうなんですよね。よく言えば、やさしく見えるんでしょうけど、悪く言うと、頼まれたら何でも引き受ける系の、都合のいい人になってしまったり。

 ほめられているようで、思いのほか、グサッとくるメッセージでした。気をつけなくちゃ。

 こんな感じで、「性格の書」は【十三】まで続くので、自覚している部分を再認識したり、自分でも知らない意外な一面を見つけたりすることができそう。『にほん昔話占い』、侮れません(2回目)。

■占いの結果を分かち合える

 それぞれの占い結果の下には、Twitterでシェアならぬ「ついったーで分かち合う」ボタンが設置されていました。テキストをコピーする箇所は「文言をこぴー」だし。



 こんなところまで、昔話の世界観を貫くこだわりっぷりも素敵じゃないですか。というわけで、占ったら、ぜひ結果を「ついったー」で分かち合いましょう。

 みんなで投稿し合い、お互いのキャラクターがわかれば、相性が最高の人&最悪の人も占えて、楽しさマシマシになること間違いナシです。あなたも、にほん昔話の世界で戯れてみませんか?

(編集部)

『『にほん昔話占い』