「誰かいい人いない?」なんて、友人に異性の紹介をお願いした経験、誰だって一度や二度はありますよね。ただ、そのまま話が流れてしまったり、いざ紹介してもらっても「たしかにいい人なんだけど…」となることも。どうすれば自分好みの人を紹介してもらえるのでしょう? 恋愛コンサルタントの橘つぐみさんにアドバイスをいただきました。


お願いは幸せな恋愛をしている人に!

「どの友人に紹介をお願いするかは、同性か異性かではなく、『その人自身が、いま幸せな恋愛(結婚)をしているか』で選びましょう。シングルの人は、自分が出会うだけでも大変なのに他人に紹介している余裕はありません。仮に紹介してくれたとしても、その後のサポートまでは期待できないはず。一方、自分が幸せな恋愛をしている人であれば、その満足感や幸福感を他人にも分け与えたいという余裕が生まれます」(橘さん)

 そもそも誰に頼むかも大事なんですね。交友関係が広くても恋人と倦怠期だったり、浮気や不倫中だったりしたときなんかは避けたほうがいいのかも。あと、悩むのが、希望をどこまで伝えるか。しっかり伝えないと好みのタイプに出会えない気もするし、かといってあまりに細かいと、「めんどくさい」と嫌がられてしまいそう…。

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条件は2つまで!

「自分の中での譲れない条件は、外見的な部分1つと、内面的な部分1つの計2つまでに留めておいたほうがいいでしょう。例えば、『イケメンで、年収◯◯◯万円以上』といった条件を挙げる人も少なくないと思いますが、これは両方、外見的なステータス。こうした人物は世の中の比率として数パーセントしかいないですから、高望みは禁物ですよ。タイプの人を伝えつつ友人が探しやすくなるように、『自分よりも身長が高くて、アウトドア好きな男性』や『OL系のファッションで、食べ歩きが趣味の女の子』など、ある程度具体的ではあるものの、高過ぎない理想を示しておくのがベターです」(同)

 たしかに検索も絞り込み過ぎるとそもそもヒットしないですし、友人のほうもそれ以上想像が膨らまなそうですよね。

「また、もしも結婚を前提に交際できる人を探しているのであれば、『両親の仲がいいこと』に着目するのもおすすめです。仲のいい親のもとで育った人とは、将来円満な家庭を築ける確率も上がります。そして、紹介を依頼された友人も『あの子の家はよく家族旅行に行っていたなあ』というふうに、該当する人を探しやすくなります」(同)

 なるほど。容姿や性格の良し悪しについての評価は、個々の関係や価値観の違いが影響しそうですが、「両親の仲」であれば、冷静に客観視できそうな気がしますもんね。もし「美人」や「イケメン」など感じ方に個人差があるものを伝えるなら、たとえば「キレイ系orカワイイ系」「醤油顔orソース顔」…というように、もう一歩踏み込んだ手がかりがあると伝わりやすいかもしれませんね。

 ところで橘さん、よく「今度紹介するよ」なんて言ってもらえたにもかかわらず、何ヶ月経っても音沙汰なし…というパターンもあると思うのですが(涙)。こうした約束を社交辞令で終わらせないためには、どんなことに気をつけるといいのでしょう?

求めるだけではダメ。ギブ&テイクの精神で!

「友人に悪意はなくて、おそらく今すぐ紹介できる人がいないか、単純に忘れているだけでしょう。大事なのは、たとえ口約束から数ヶ月が経ってしまっても、その人とは付かず離れずのよい距離で繋がりを保っておくことです。タイミングさえあえば、いいチャンスが舞い込んでくるかもしれません。また、ただ紹介を待つばかりではなく『してほしいことがあったら、自分のほうから何かその人の為になることをしてあげる』ことも大切。仕事の悩み相談に乗るのもいいし、家事や子育てをサポートしてあげるのも喜ばれるかもしれません。どんなことでも、親切にしてくれた人に対しては何らかのお返しをしてあげたいと思うのが、人間の心理です。さらに、自分の印象をアップさせることにもなるので、よりいい相手を熱心に選んでもらえる可能性も高まります」(同)

 たかが紹介といった意識が心のどこかにあるのかもしれません。でも、よく考えたら人間関係の構築ってけっこうカロリーを使うこと。一方的に求めるばかりじゃなくて、まずは自分が友人のために役立つことをしてあげるのも大切なんですね。そして、意外と忘れがちなのが…、

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意外とやれてない!? 「お礼と報告」

「仮に紹介してもらった人がタイプではなく恋愛に発展しなさそうだったときでも、友人には、お礼と報告を欠かさないこと。紹介するということはそれなりに労力がいるものです。自分のために動いてくれたにもかかわらず『なんか違った。もっと◯◯な人がいい』とワガママを言っているようでは、次回も協力してもらうことは難しいでしょう。たとえ恋愛対象ではない人を紹介されても、『いい人だったんだけど…』と最低限その人を肯定しておくのがマナーです。その上で、お礼の気持ちを込めて食事をごちそうしたり、菓子折りのひとつでも持っていくのがベスト。じつは友人間でここまでできる人って、意外と少ないんですよ。でも、人間関係を築いていく上ではとても重要な部分ですよね」(同)

 いい人を紹介してもらうために、そもそも「紹介してあげたくなる人」に自分がなることがいかに大切か、よく分かりました! これまでの反省を踏まえた上で、まずは自分の周りにいる幸せな恋愛をしている人を探してみようかな…。
(池田香織/verb)