モラハラとは、態度や言葉でパートナーに精神的な苦しみを与えるDVの一種です。近年、パートナーによるモラハラに悩む人は増加傾向にあります。結婚する相手がモラハラ夫になるかどうか見極めることは難しいです。

しかし、モラハラ夫になる可能性が高い人の特徴や前兆はあります。交際している彼が将来モラハラ夫になる可能性がないかどうか、チェックしてみてくださいね。

モラハラ夫になる可能性が高い人の特徴とは?

モラハラ夫は外面が良いと言われています。モラハラをする人の多くは、職場などでは社交的で周囲の人からは良い人だと思われています。そのため、モラハラ夫だと気づけずに結婚してしまうケースも少なくありません。

モラハラ夫との結婚を防ぐためにも、モラハラ夫になる可能性が高い男性の特徴を解説します。


仕事でストレスを抱えている

責任のある地位に就いている、または自営業で経営が上手くいかず苦しんでいるなどの仕事のストレスを抱えている人はモラハラを働きやすいです。経済不況が続き、存続できるかどうか瀬戸際の会社もあるでしょう。

管理職や従業員は、将来はどうなるのかという不安やプレッシャーに潰されかけています。解消されない今後の不安やストレスを抱えている人は、家族や妻に対してストレスをぶつけてしまうことが多いです。


親からの愛情が偏っていた

幼少期に両親から十分な愛情をもらっていない人や、過剰に干渉されていた人はモラハラ夫になりやすいです。両親からの愛情に偏りがあった場合は、大人になっても偏った愛情を持ちます。

両親から十分な愛情をもらえなかった分パートナーに過剰に愛情を求めたり、自分がされていたことと同じようにパートナーに過剰に干渉したりしてしまいます。どちらにしてもパートナーを尊重することができずに、自分の価値観を押し付けたモラハラをしてしまいます。

幼少期に両親に対して感情を抑えて過ごしてきた子どもは、大人になった時に不満やストレスを感じると、我慢が効かずに自分をコントロールすることができなくなります。ネガティブな気持ちをどのように処理すれば良いのか分からず、身近な存在の家族や妻をストレスの捌け口にしてしまうのです。


(広告の後にも続きます)

モラハラ夫になる前兆とは?

誰でもモラハラ夫と結婚したいとは思いません。ですが、結婚するまでモラハラ夫になる可能性を隠しているため本性には気付きにくいです。結婚したタイミングで本性を現し、モラハラ夫から逃げられなくなる前にモラハラ夫になる前兆を知っておくと良いでしょう。


友人をランク付けする

友人に対して、「あいつはカースト上位」「あいつはだめ。負け組」などとランク付けする男性には気を付けましょう。ランク付けが好きな男性は、自分が誰よりも一番だと思っている傾向があります。自分より劣っていると思った人に対して、上から目線でダメだしをするのが好きです。

また、自分よりも優秀な人の場合でも些細な弱点を見つけて攻撃をします。他人を攻撃するのが好きで、攻撃することで自分が一番だと安心感を得ています。

妻や家族に対しても同様で、自分を一番に思ってくれていないとモラハラをはたらく恐れがあります。心の中でランク付けするのではなく、堂々と周りに言い広める男性とは距離を置くのが良いでしょう。


自慢話ばかり話している

普段から自慢話しかしない男性は、モラハラ夫になる可能性があります。自分が頑張ってきたことを周囲に自慢したいのはわかりますが、自慢話や自分の話しかしない人は要注意です。相手の話を聞いているふりをしていても、最終的には自分の話にすり替え、自慢話で終わらせると言った自分都合の行動が多いです。

また、相手が求めていないのに「こうしたほうが良い」「絶対だめだ」などのアドバイスをしてくる人もモラハラ夫になる可能性があります。相手の感情や意見を無視し、自分の意見や価値観を強引に押し付ける行動が多く見られます。


自分だけが正しいと思っている

モラハラ夫は自分は全て正しい、他人はバカだと思っています。何が正しくて何が間違っているのかは、人の価値観や状況によって異なります。しかし、モラハラ夫は常に自分は正しいと思っているので自分以外の意見は認めません。自分の意見が通らないのは許せず、他人の意見は聞き入れることは絶対にありません。

プライドがとても高いので、もし失敗を注意された場合も恥ずかしさを通し越して怒りが湧いてしまいます。自分の失敗は決して認めず、全て相手のせいにして怒鳴り散らしモラハラ夫となってしまいます。


おわりに

モラハラ夫になる可能性がある人は、突然モラハラになるのではなく心の中に素質を隠していることが多いです。今回紹介したモラハラ夫の特徴と前兆を参考にして、交際している彼氏が当てはまっていないかチェックしてくださいね。

それだけでなく日頃からモラハラの傾向がないかどうか相手を観察して、しっかりと見極めることが大切です。