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前田健太、マエケン流オフの過ごし方「ダラダラしない。体を動かすことで活力が出てくる」

TOKYO HEADLINE

 2021年に右ひじのトミー・ジョン手術を受けたマエケンこと前田健太。昨シーズンは見事復帰し、21試合に登板して6勝8敗の成績を挙げた。2024年は新天地デトロイト・タイガースでの活躍が期待される前田に、オフの過ごし方と来季への思いを独占取材した。

初勝利をきっかけに気持ちも元に戻り始めた

 678日ぶりの復活白星の味を、マウンド上の前田はどんな思いでかみ締めていたのだろう。2023年シーズン直前の本紙の取材では「野球人生で初めて1年間プレーしなかったシーズンだったので、改めて自分を見つめ直す時間にもなりましたし、体に向き合うこともできました。今シーズンに向けていい時間だったかなと思います」と語ったが、心中穏やかではなかったはずだ。

「開幕当初はやっぱり思い通りに行かない部分もたくさんありましたね。5月頃までは苦しい時期が続きましたが、6月頃から少しずつ本来の自分の体に戻ってきていると実感。そして6月24日のシーズン初勝利。これで気持ち的にもすごく楽になりました」

 以前から体のケアには余念がない前田。手術以降は、体に対する考え方も変わったのだろうか。

「変わりましたね。もう少し自分の体を知らないといけないと思いましたし、年齢的にも体づくりのアプローチを変えないといけない時期だったので、リハビリ期間は自分を見つめ直すいいチャンスになりました。肘のケアだったり、トレーニング法だったり、それまでやらなかったことを試せる時間もありましたので、得るものは大きかったです」

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試さずに良いものを逃すのは残念なこと

 今回の帰国で、都内の会員制メンテナンススパで深層筋膜リリースを体験した前田。独自開発した電流の渦を巻き起こす技術と専用グローブによるトリートメントマシンで、通常の筋膜リリースより深部まで素早く快適にアプローチできるという。痛みもなく安全だったそうだが、文字通り体が資本の現役大リーガーが気軽にこうした施術を受けることに正直驚いた。

「体のケアや治療に関してはなるべく新しいものを取り入れるようにしています。自分の知らない技術や治療方法は日々進んでいますし、それこそ専門家の方がいろいろトライして体に良いものを追求してくれていると思うので、試さない手はないですね。もちろん “合う合わない” はあると思いますが、それもやってみなければ分かりません。試さずに良いものを逃すのは残念なこと。だから薦められたらできるだけやってみるようにしています」

 自宅やキャンプ地や本拠地球場にも常備し、今では「(水は)これしか口にしない」という飲料水「ファストプロウォーター グランプロ」も、試すまでは半信半疑だったという。

「水って違いが分かりづらそうで、分かりやすいっていうか。ジュースや料理は味付けでごまかせますけど、水って多分それができない。実際飲んでみたら、その違いにすぐ気づきましたね。普段の水分補給はもちろん、料理にも使いますし、試合中もアミノ酸やビタミンなどを混ぜて栄養ドリンクとして飲んでいます。水は1日にたくさん摂るものなので、より大事な存在だなと思います」

来季に向けていまはパワーアップの時

 前田といえば、試合前日から決まったルーティーンをこなしてマウンドに上がることで有名。オフシーズンのルーティーンなどあるのだろうか。

「オフシーズンは基本的にはないですね。ただ、何も予定がない日でも、ずっと家でダラダラはしません。休みすぎると調子が上がらないというか、体が重くなるんですよね。それよりも、適度に体を動かすほうが体の底から活力が湧き出してきて、食事もしっかり摂れるし、よく寝られる気がします。もちろん試合のプレッシャーはないので気持ち的にはすごく楽。体は疲れているけれど気持ちはフレッシュというのが、理想のオフの過ごし方ですね」

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