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ロシアで古代スキタイ戦士の遺骨からクローンを作り復活させる構想

カラパイア

古代スキタイの戦士のクローンを作り復活させる構想
credit:public domain/wikimedia

 今ロシア・シベリア地区では、永久凍土に閉ざされたスキタイの埋葬地の発掘調査が進められており、3000年前の古代スキタイ戦士の遺骨など、さまざまな遺物が発掘されている。

 どうもロシアの軍部はそれを利用できないか思案しているようだ。ロシア国防相が、DNAクローン技術で古代スキタイの戦士を現世に復活させる構想をほのめかしているのだ。

遊牧騎馬民族「スキタイ」


 「スキタイ」は、イランに起源を持つ世界史初の遊牧騎馬民族で、紀元前6世紀頃にはユーラシアの草原地帯に強大な王国を作り上げた。

 その古代スキタイの墳墓がモンゴルと国境を接するトゥヴァ共和国にある。

 2001年に「王家の谷」と呼ばれる遺跡の発掘調査が始まり、2018年夏からはその一画にある「トゥンヌグ墳墓」も着手されている。

 そうした調査からは、馬と一緒に埋葬されたスキタイの戦士や、紀元前9世紀にまでさかのぼる古い遺物が発見されている。

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王家の谷トゥンヌグ墳墓で発掘された遺骨
Alexey Mikhailov / Russian Geographical Society


プーチン大統領の側近がクローン計画を示唆


 プーチン大統領の側近であるセルゲイ・ショイグ国防相が、古代スキタイの戦士のクローン構想を示唆したのは、先日国営テレビ、ズヴェズダで放送されたロシア地理学会でのことだ。

 ショイグ国防相が念頭においているのは、どうやら世界初のクローン動物、羊のドリーを誕生させた技術であるようだ。

もちろん有機物が見つかればいいと切に願っている。その次の展開は諸君らも想像できるだろう。羊のドリーとまではいかなくても、それを使ってできることもあるだろう

 墳墓は永久凍土に作られている。それゆえに保存状態が優れた有機物が発見される可能性は非常に高いとされる。

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発見された古代スキタイの戦士の遺骨ははDNAクローニングプロジェクトに使用される credit:Russian Geographical Society

 実際、3年前に発掘調査が着手された際には、まずシャーマンが呼ばれ、戦士の魂の怒りを鎮めるための儀式が執り行われたそうだ。

References:siberiantimes / ancient-origins/ written by hiroching / edited by parumo

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