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ソフトバンク・杉山一樹 立ち位置変えても持ち味は変わらず。剛腕が魅せる/開幕一軍の喜び

週刊ベースボールONLINE


中継ぎで存在感を発揮する杉山。シーズンを終えたときに何試合に登板しているだろうか

 プロ3年目で初の開幕一軍入りを果たした剛腕が、一気に大ブレークを狙う。3月30日のオリックス戦(京セラドーム)。2点リードの7回に登板した杉山一樹が、1イニングを無失点に抑え開幕4連勝に貢献した。入団時からポテンシャルの高さを示していたが、1年目は故障の影響も響き2試合の登板に終わると、2年目も登板は11試合。強い覚悟で臨んでいる勝負のシーズンは、開幕から「勝ちパターン」でのリリーフを任されている。

 昨秋からブレークの予感を漂わせた。巨人との日本シリーズ第2戦で登板し、最速157キロの剛球を武器に1回を無安打無失点と圧倒。「和製サファテ」や「千賀(滉大)2世」と、ファンの期待も一気に高まった。今季は対外試合初戦となった2月の西武との練習試合で先発。工藤公康監督は「まずは先発として見極めたい思いがある」と、先発ローテの一角を担わせる方針を当初は示していた。

 ただ、チームを襲った懸念が剛腕の立ち位置を変えた。昨季「8回の男」として50試合に登板し、最優秀中継ぎに輝いたL.モイネロの調整が遅れ開幕二軍スタート。屋台骨でもあるリリーフ陣が手薄となったことで、杉山に白羽の矢が立った。オープン戦後半から救援テストで好投すると、最終戦では自己最速158キロをマーク。工藤監督は「テストとしてはOKと言っていい。あのボールを投げられたらそうそう前には飛ばされないでしょ」と、勝ちパターンを任せることを決めた。4月7日の日本ハム戦(札幌ドーム)ではプロ初勝利もマーク。「中継ぎなら(打者を)圧倒しないといけない」と意気込む剛腕が、ブレークを果たす。

写真=湯浅芳昭

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